FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

資産形成

長期投資前提なら日々の株価は無視した方が良い理由

長期投資を前提にした場合、日々のの株価の変動は雑音であり、無視した方が良いことが多いと思っています。 今回は長期投資で日々の株価を無視した方が良い理由について検討していきます。 結論として 日々の株価変動は長期投資に意味はないため、無視した方…

新NISAでの高配当株式の利点と欠点

新NISAから株式投資を始めた同僚に高配当株式を買ってみるのはどうか? という質問を受けました。 新NISAでは配当が非課税になるため、高配当株式も有効な選択肢になり得ます。 しかし、個人的には新NISAでは高配当株式よりもインデックス投資の方が有効と考…

投資信託保有ポイントで見るeMAXIS Slim VS 楽天プラス

楽天証券の利用者は無料で一部のマネー雑誌を読むことができます。 www.rakuten-sec.co.jp マネー雑誌のラインナップにAERA Money2024年秋冬号が追加されていました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){argument…

新NISA成長投資枠の選択傾向と有力な投資先

日本証券業協会による調査として2024年1-11月の新NISAの利用状況が公開されていました。 https://www.jsda.or.jp/houdou/kaiken/241218shiryou10.pdf この調査結果によると、成長投資枠では投資信託よりも個別株やETF、外国株よりも国内株が多く選択されてい…

金融資産ピラミッドの格差と対策

金融資産ピラミッドを知っていますか? 金融資産ピラミッドは野村総合研究所による、日本の家庭を5階層に分けて、お金持ちの割合を調査したものです。 金融資産ピラミッドの調査結果では近年、富裕層の数は増えているという結果となっています。 しかし、日…

サンクコストの攻略法

サンクコストを知っていますか? サンクコストは投じた資金や時間など回収ができない費用のことです。 日常的にサンクコストが関わる例としては片付けや投資判断などが挙げられます。 サンクコストに囚われてしまうと、損をしてしまうことや誤った判断につな…

使っていない銀行口座のリスク

最近使っていない銀行口座はありますか? 私は前職場で指定され、転職以降10年近く使っていない銀行口座がありました。 近くに該当銀行がなく、長らく放置していましたが、重い腰を上げて口座の解約を行なってきました。 その理由は使っていない銀行口座には…

医療保険不要!健康保険と現金で備える

先日、保険の見直しの案内がきました。 私は掛け捨ての生命保険に加入しており、毎年保険の更新の案内がきます。 その際に必ずと言っていいほど、医療保険の加入を勧められます。 年齢を重ねるにつれて、上記になる可能性は上がります。 しかし、個人的には…

過去150年のS&P500のリターンと2024年の成績

2024年の株価は好調であり、新NISAから株式投資を始めた方の大半は含み益を得られたと思います。 投資信託の純資産額1位はeMAXIS Slim S&P500です。 S&P500の2024年のリターンは27.4%です。 ※eMAXIS Slim S&P500は円安の影響により、リターンは40.4%となって…

残クレは経済的自立を遠ざける!?

お金の大学改訂版で経済的自立を遠ざける可能性のある毒キノコとして残クレ(残価設定型クレジット)が紹介されていました。 freefppt.com 残クレは自動車ローンの一種であり、利用した経験のある方もいるかと思います。 残クレを利用して、新車を購入している…

2025年の新NISA完了

2025年の新NISAの利用が完了しました。 今回は2025年の新NISAの私なりの利用方法と判断した理由について紹介します。 2025年の新NISAの利用方法 株価は気にしない 機会損失を避ける 私の考えと実践方法 まとめ 2025年の新NISAの利用方法 つみたて投資枠はク…

心理的傾向に打ち勝ち資産形成を始める方法

おはようございます。 先日、妻の親族で新NISAを利用していない方がいました。 お金に困る方を減らしたい思いがあるため、新NISAの簡単な概要説明と利用を勧めました。 freefppt.com しかし、お金が貯まったら始めると言われてしまいました。 その方の意見を…

株高と外貨高で躍進!2024年投資インデックスの成績

以下のサイトで2024年の各インデックスの円建て、ドル建ての運用成績が紹介されていました。 www.kuzyofire.com 各インデックスで円建て、ドル建て共にリターンはプラスとなっています。 今回は2024年の各インデックスの運用成績について考察していきます。 …

新NISAつみたて投資枠の値上がり率ランキングと感想

先日、楽天証券から2024年のNISAつみたて投資枠の値上がり率ランキングが紹介されたメールがきました。 新NISAのつみたて投資枠の大半は投資信託とETFです。 2024年は上げ相場とあって投資信託やETFのリターン上位は30%以上のリターンとなっています。 今回…

新NISAの運用利益調査結果と解釈

以下のサイトで新NISAの運用利益に対する調査がされています。 www.nikkei.com 調査対象者の70.7%が運用益がでているとのことです。 2024年は上げ相場だったことがわかります。 逆にこの上げ相場で損失が出ている方は投資対象や方法に問題があるかもしれませ…

家計管理はヘドニック•トレッドミルの対策が必要

ジェイソン流お金の増やし方にヘドニック•トレッドミルという心理的な傾向が紹介されていました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];…

家計管理に投資が必須の時代

家計管理と聞くと家計簿をつけることや貯金をイメージする方が少なくないと思います。 年々、投資や資産運用と家計管理は切っても切り離せないように実感することが増えました。 その理由はインフレと日本の特徴にあります。 いくら家計簿をつけて、収支のコ…

資産形成の鍵!自動車維持費と資産価値

自動車は便利な反面、維持費が必要になります。 資産形成の視点では、自動車は負債に近い性質を持っていると言えます。 維持費による支出に加え、経年劣化により資産価値が下がり続けるからです。 私はこのことに気づき、自動車を手放すという選択をしました…

団信と保険見直しの必要性

住宅ローンの利点として住宅ローン控除があります。 freefppt.com 加えて、団体信用生命保険(団信)があります。 団信に加入することで保険の見直しにの必要性が生じる場合があります。 今回は団信と保険の見直しについて検討していきます。 団信とは 団信の…

人的資本の価値と健康への投資

私は30代で健康ですが、数年に一度人間ドックを受けています。 資産形成に健康管理は重要と考えているためです。 今回は20-40代であっても健康管理が最重要である理由について検討していきます。 結論として 年齢が若いほど人的資本の価値が高いため、健康に…

物価上昇に対抗する方法

ここ数年で様々な物の価格が上がっています。 値上げに伴い普段より節約を意識する方も少なくないと思います。 節約は重要ですが、節約をし過ぎると生活に悪影響が生じることもあるため注意が必要です。 私も普段買っている物の値上がりを実感していますが、…

インデックス投資でエヌビディアの成長を取り込める!?

2024年は株価が好調であり、エヌビディアの話題が通常のメディアでも多く取り扱われていました。 エヌビディアの株価は1年間で195%上昇とものすごい結果となっています。 出所 Googleファイナンス これを聞くと投資しておけば良かったと思う方も少なくないと…

インデックス投資でやってはいけないこと

新NISAから資産運用を始めた方は少なくないと思います。 投資信託の売り上げをランキングをみるとインデックス投資に人気があることがわかります。 適切なインデックスを選ぶことで、ほったらかしでプロと同程度以上の成果を上げられる可能性があるため、人…

2024年の新NISAの振り返りと2025年の利用方法

新NISAの1年間の利用可能額は積立投資枠が120万円、成長投資枠が240万円、合計で360万円です。 12月の積立が完了して、2024年の新NISA枠を全て使い切りました。 できるだけ投資期間を長くしたいため、新NISA枠を早く使い切る方針を実践できました。 今回は20…

ローリスクハイリターンのキャンペーンは持続できない

先日紹介したヤマダデンキのローリスクハイリターンのキャンペーンが中止になりました。 news.yahoo.co.jp やはり、ローリスクハイリターンは無理があるということですね。 今回はこのキャンペーンの中止からリスクとリターンについて検討します。 リスクと…

自動車の維持費を減らす方法

自動車の維持費は生涯で数千万円かかると言われています。 そのため、保険や所有の見直しで大幅な支出の削減が可能です。 今回は自動車にかかる維持費を減らす方法について検討していきます。 結論として 自動車は維持費が高く、保険の見直しと必要最低限の…

各インデックスから集中投資の利点と欠点を考える

大半の方にとって資産形成は分散投資が有効です。 特に株式は変動の大きい資産クラスのため、分散投資が推奨されます。 一方で集中投資にも利点があります。 集中投資はリスクが高い分、期待リターンも高くなります。 今回は株式投資における集中投資の利点…

資産全体を見る!分散投資の重要性

株式投資における資産形成には分散投資が重要と言われています。 株式は価値の変動が激しい資産クラスです。 複数の企業に分散投資することで倒産による価値が0になることや業績の好不調による株価への影響を良くも悪くも少なくすることができます。 新NISA…

資産を増やし 負債を減らすことが資産形成の鍵

私はお金関係の本を100冊以上読みましたが、最も重要なことは金持ち父さん貧乏父さんから学んだ、資産と負債の違いについてです。 あなたはこの違いをご存知ですか? 資産形成を考える際には資産と負債の違いを知り、資産を増やし、負債を減らすことが重要に…

時間と価値の関係性から考える資産形成の基礎

先日、半年以上使っていない洋服や日用品を処分しました。 比較的きれいで使えそうな物は近所のリサイクルショップに持っていきました。 ほとんどの品物は購入時価格の1/20以下の値段しかつきませんでした。 改めて、大半の物は時間と共に価値が下がることを…