自動車は便利な反面、維持費が必要になります。
資産形成の視点では、自動車は負債に近い性質を持っていると言えます。
維持費による支出に加え、経年劣化により資産価値が下がり続けるからです。
私はこのことに気づき、自動車を手放すという選択をしました。
今回は資産形成や家計管理を円滑に進めるための自動車についての考え方を検討していきます。
結論として
資産形成の視点では自動車は必要最低限にすることに加え、中古車などで大きな支出を避けることが重要になります。
自動車は必要最低限の台数にする
自動車の維持費は年間40-60万円程度かかると言われています。
地方では大人の人数分、自動車を所有していることも少なくありません。
しかし、維持費を考えると自動車の所有は必要最低限に留めることが重要です。
資産形成の面から考えると自動車は使う時だけ所有することがベストと考えます。
カーシェアやレンタカーなど使いたい時だけ使うという方法が一案となります。
ただし、この方法は自動車を使う頻度が多い方や子育て世帯には難しいです。
そのため、自動車の所有は必要最低限にすることが重要です。
新車は買わずに中古車
自動車は新車で買う方が少なくない印象があります。
新車は値段が高いことに加え、自動車の価値の低下が早くなります。
一般的な自動車の価値の低下は新車から3-5年経過した際が最大と言われています。
中古車では5-10年落ちの自動車が多く、最も価値が下がる時期は過ぎており、購入価格を抑えることができます。
私の考えと実践方法
私は自動車を2台から1台に減らし、必要最低限の所有にしました。
通勤は自動車から自転車に変わり、経済的な余裕ができた上に、運動機会を増やすことができました。
数年前に自動車を買い替えましたが、中古車を選択しています。
私は自動車にこだわりがなく、移動ができれば問題ないと考えているため、中古車でも快適に生活ができています。
新車でなく、中古車を選択することで大きな支出を避けることができます。
大きな支出を避け、余剰資金を株式など増える可能性のある資産に置き換えることで機会損失を防ぐことにもなります。
2024年の米国株や全世界株のインデックスのリターンは20%を超えています。
出所 マネックス証券
新車ではなく中古車を選択し、支出が100万円減り、余剰資金をインデックス投資した場合
リターンは20万円を超えることになります。
大きな支出を避け、増える可能性のある資産を所有する機会を逃さない重要性は明らかです。
名著金持ち父さん貧乏父さんで資産を増やし、負債を減らすことの重要性が述べられています。
自動車の所有を検討することは資産と負債を考えるきっかけになると考えます。
負債を減らすために自動車の所有は必要最低限にし、資産を増やすための資金を確保することが資産形成には重要になると考えます。
まとめ
資産形成の視点では自動車は必要最低限にすることに加え、中古車などで大きな支出を避けることが重要になります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。