以下の雑誌に興味深いデータが乗っていました。
新NISAでは投資信託を選択する方が少なくないと思います。
投資信託では手軽に広範囲に分散投資ができるためです。
上記の雑誌に投資信託の直近5年、10年のリターンランキングが記載されていました。
今回はこのランキングとその感想を紹介します。
投資信託のリターンランキング
出所
週刊東洋経済 2024/10/19号
直近5年ではFANG+やインド株式、半導体関連のリターンの良さが際立っています。
eMAXIS slimS&P500は26位ですが、5年リターンは22.66%であり、十分過ぎる程の結果となっています。
直近10年ではNASDAQやS&P500などの米国株のリターンの良さが際立っています。
新NISAでの売り上げランキング上位であるeMAXIS slim全世界株式はランキングには入っていません。
オルカンがランク外の理由
リターンとリスクの高さは表裏一体です。
広範囲に分散されたオルカンはリスクとリターンが共に下がります。
一方、上記にランキングされた投資信託は半導体やインフラ、米国ハイテク銘柄など
分散ではなく集中投資に近く、リターンとリスクが共に高くなっています。
オルカンは全世界に広く分散されているため、良くも悪くもリスクとリターンが下がり、リターン重視のランキングでは上位には入りません。
私の考えと実践方法
このランキングを見て、リスクとリターンは表裏一体であることを改めて実感しました。
リターンを高めるには集中投資に近い形になるため、リスクが上がります。
リスクを上げずに、リターンを上げるのは難しいため、あなたがどの程度のリスクを許容できるかがリターンの向上に関与します。
私のリスク許容度ではS&P500やNASDAQ程度が問題なく長期投資できる分散具合となっています。
米国への集中投資になりますが、地政学や人口動態などをみると米国が優先的な投資先になり得ると考えています。
まとめ
投資信託のリターンのランキング上位ほど集中投資に近い状況となっています。
リスクとリターンを確認した上で、あなたの目的に合った投資信託を選ぶことが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。