私はお金関係の本を100冊以上読みましたが、最も重要なことは金持ち父さん貧乏父さんから学んだ、資産と負債の違いについてです。
あなたはこの違いをご存知ですか?
資産形成を考える際には資産と負債の違いを知り、資産を増やし、負債を減らすことが重要になります。
今回は資産と負債の違いを紹介し、資産形成を円滑に進める方法を検討していきます。
結論として
資産形成を円滑に行うにはなるべく早く資産を増やし、負債を減らすことが重要です。
資産と負債の違い
金持ち父さん貧乏父さんにおいて
資産と負債のキャッシュフローが詳細に説明されています。
キャッシュフローはお金の流れです。
資産はプラスのキャッシュフローであり、
持っているだけでお金が自分に入ってくるものです。
負債はマイナスのキャッシュフローであり、
持っているだけでお金が自分から出ていくものです。
資産形成を成功させている人は
年齢と共に資産が増え、負債が減っていると
著者は述べています。
著者は不動産投資で経済的自立を達成しており
不動産投資における資産と負債を例に挙げています。
不動産投資において
資産は賃貸住宅、負債は持ち家です。
賃貸住宅は持っているだけで家賃が入るためプラスのキャッシュフロー(資産)です。
一方、持ち家は持っているだけでローン返済や維持費(固定資産税やメンテナンス費用)により、お金が出ていくためマイナスのキャッシュフロー(負債)です。
金持ち父さん貧乏父さんの教えを実践する方法①
負債を減らすためにはサブスクや自動車、持ち家などマイナスのキャッシュフローを伴うモノの必要性を再検討することが必要です。
私は地方に住んでおり、以前は自動車を2台所有していましたが1台に減らしました。
自動車は維持費が多く必要になることに加えて、時間の経過により価値が下がるため、負債と言えます。
自動車にかかっていた費用や自動車の売却金を
新NISAや旧NISAでの投資に振り替えました。
株式市場の相場に恵まれたため、投資した資金は倍以上に増えています。
負債を減らし、資産を増やすことができた一例です。
金持ち父さん貧乏父さんの教えを実践する方法②
20-40代の子育て世帯では持ち家が多数派です。
令和2年の総務省の調査によると
年齢が上がるほど持ち家率は高まり、
全年代を平均した持ち家率は57.9%となっています。
出所
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-06.html
住宅の購入は資産形成に密接に関わるため、慎重に考える必要があります。
私の場合、住んでいる地域の人口が年々減っており、
地価は毎年ワーストを更新しています。
加えて、一戸建て住宅の価値は約20年でゼロになると言われています。
これは木造住宅の税法上の耐用年数が22年のためです。
私の住んでいる地域で家を買うと
土地の価格と家の価値が年々下がるということが起きます。
住宅ローンを払い終わって、自分のものになっても支払った金額以上の価値になる可能性は0です。
資産形成の視点では、必ずしも持ち家が良いとは言えない状況があるため注意が必要です。
私の考えと実践方法
キャッシュフローの流れで資産と負債を区別ができます。
資産形成には資産を増やし、負債を減らすことが重要です。
資産としては株式や不動産が代表的です。
日本での不動産投資は難易度が高いと考えます。
下手をすると負債になってしまう可能性もあります。
私の場合、持ち家を買うとマイナスのキャッシュフローが大きくなり、選択肢が減ってしまうため、賃貸を選択しています。
持ち家よりも新NISAでの低コストの分散されたインデックス投資による資産増加に優先的に取り組んでいます。
ただし、現在の生活の質を上げることを優先したい場合は、持ち家は立派な選択肢となります。
あなたの目的に合った選択をすることが重要です。
まとめ
資産はプラスのキャッシュフローであり、代表として株式や不動産(賃貸)があります。
負債はマイナスのキャッシュフローであり、代表として自動車や不動産(持ち家)があります。
資産形成には資産を増やし、負債を減らすことが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。