あなたは普段読書をしますか?
文化庁の調べによると日本人の年間読書量は12.3冊と言われています。
私は学生時代にほぼ読書をしませんでしたが、社会人になり年間60-80冊程の読書をするようになりました。
2024年は100冊以上読むことができました。
普段、読書の経験がない方が読書をするにはちょっとしたコツが必要だと思っています。
今回は読書が苦手と感じる方に向けて、簡単に誰でもできる読書の方法を紹介します。
結論として、
読書は必要な時に必要なところだけ読むことで十分です。
最初から読まない
大半の方は読書は1ページ目から順番に読み始めると思います。
しかし、途中で挫折してしまった経験を持つ方が少なくないと思います。
本を最初から読む必要はありません。
あなたが知りたい部分を読むだけで事足ります。
つまり、あなたが知りたい部分だけを読み、答えが見つかったらそれでその読書は大成功です。
本を1冊読むのは数時間かかりますが、5ページ程度なら10分あれば十分です。
具体的には、最初に目次をみて、あなたの問題解決に該当する部分や興味のある部分を見つけます。
あとはその部分を読むだけです。
自分にとって必要で重要な知識を読書によって得ることができます。
全部読まない
本は全部読まないといけないと考えてる方が少なくない印象です。
学生時代の課題では必要なことですが、社会人の読者には不要です。
読書の目的は問題解決だと思います。
問題解決をするには該当箇所のみを読めばOKです。
上記で紹介したように目次を見て、自分にとって必要な箇所を読み、問題解決ができればその本の役目は終わりであり、読者は完結です。
最初から最後まで一言一句読み進めるには時間がかかります。
時間がかかると集中力が下がり読書の難易度が上がります。
また、時間がかかることで記憶にも残しづらくなります。
よって、読書が苦手な方ほど、最初から最後まで読まずに、自分に必要な箇所のみを読むということが重要です。
私の場合は自分にとって必要な箇所だけを読むことで1冊を1-2日で読めるようになりました。
この方法を始めてから読書に対する苦手意識が消えました。
読書には賞味期限がある
読書のタイミングは読みたいと思った時です。
つまり、買ったり、借りたりした直後です。
この時を逃してしまうと読書をする確率は低下します。
興味があることに対して記憶力や集中力が上がることが科学的に明らかになっています。
好きなことを行う時間は早く感じ、嫌いなことを行う時間は遅く感じた経験があると思います。
興味がある本を買ったり、借りたら可能であればその日のうちに、遅くとも翌日には読書を開始することをおすすめします。
それ以降になると興味が減ります。つまり、本には賞味期限があります。
積読になっている本は賞味期限が切れている可能性が高いですね。
私の場合は買ったり、借りたりした本はその日中に読書を始めるように意識的に取り組んでいます。
私の考えと実践方法
私はお金、子育て、ビジネス書、小説など様々なジャンルの本を読みます。
小説以外は必要な箇所のみを読んでいます。
例えば、新NISAの制度を知りたい場合、新NISA関連の本から制度のページだけ読みます。
私の場合、気になることや困っていることに対して、本から解決策やヒントをもらうことを読書の目的としています。
この読書の仕方で問題を解決する可能性が高まり、実践力のある意味のある読書をすることができるようになったと実感しています。
まとめ
読書は最初から最後まで読む必要はなく、あなたにとって必要な時に、必要な箇所だけを読むことが重要と考えます。
この本を読むことで読書に対する考え方や方法が変わりました。
私の読書習慣獲得のきっかけになった良書です。