当ブログでは資産形成について、誰でもできる方法を紹介しています。
しかし、資産形成と聞くと、難しい、お金持ちがやることと考えている方が少なくありません。
しかし、資産形成は思った以上にシンプルに行うことができます。
資産形成の本質は以下の式に集約されます。
資産形成=(収入−支出)+(資産×運用利回り)
資産形成に重要な点は3つです。
今回は資産形成の本質からどの点を強化するのが良いかを検討していきます。
結論として
資産形成は収入を増やし、支出を減らし、余ったお金で運用をすることで完結します。
収入を増やす
収入が増えることで資産形成に取り組みやすくなります。
収入を増やす方法としては副業や起業、転職、昇進などが考えられます。
最近では、副業や起業が珍しくなくなりつつある印象です。
一方、近年の日本では賃金の上昇よりもインフレ率の方が上回る傾向があります。
そのため、年功序列的な昇進では収入を増やすことが年々難しくなっています。
支出を減らす
支出を1000円減らすことと収入を1000円増やすことは同じ効果があります。
収入が上がると税金がかかるため、支出を減らす方が効率的です。
また、大半の方にとって収入を増やすよりも支出を減らす方が難易度は低いです。
支出を減らす方法としては
サブスクや保険、スマホ料金など固定費の見直し
生活費、娯楽費など変動費の見直し
が重要になります。
一度の見直しで効果が持続する変動費から取り組むことをおすすめします。
収入-支出がプラスにならないと資産形成どころではありません。
まずは、収入を増やすか支出を減らすことで
資産形成の基礎を固めることが重要です。
運用利回りを上げる
運用利回りが上がれば資産形成の効率が格段に上がります。
しかし、運用利回りを1%上げることは思っている以上に難易度が高いです。
例えば
預金から日本国債変動10年への置き換えでは運用利回りは0.5%程度しか上がりません。
株式や不動産など元本保証されていないリスク資産を活用する必要性があります。
リスク資産としては、誰でも取り組める方法としてはインデックス投資が一案となります。
運用利回りは4%前後が期待できます。
ただし、インデックス投資以上の利回りを得ることはプロの投資家でも難しいことが過去のデータから明らかになっています。
そのため、運用利回りを上げるよりも運用する資産を増やすことが重要です。
例えば
年間100万円のリターンを目標とした場合
投資元本が100万円であれば100%の運用利回りが必要です。
一方、投資元本が1億円であれば1%の運用利回りで達成できます。
運用利回りは重要ですが、運用資産を増やすことの方が難易度は低いです。
私の考えと実践方法
(収入-支出)+(資産×運用利回り)
の中で支出を減らすこと、運用する資産を増やすこと
を意識的に実践しています。
収入−支出の差額が増えることで資産が増えます。
増えた資産を運用することで、運用利回りが低くても資産形成の効率性が上がります。
この2点であれば、難易度が低く、大半の方にとっても取り組みやすいと考えます。
資産が1000万円を超えると運用利回りが低くても、資産形成の効果を実感できるようになります。
資産形成の式から、
可能であれば2つ程度取り組みやすい点の強化をすると資産形成が円滑になると考えます。
まとめ
資産形成の本質は (収入-支出)+(資産×運用利回り)に集約されます。
あなたが取り組みやすい点を強化することで資産形成は円滑になる可能性があります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。