先日、知人からNISAについて相談を受けました。
最近は様々なメディアや銀行、資産運用セミナー
などでも多くの宣伝をしているため、興味をもったとのことでした。
しかし、いざ話を聞くとNISA以前の問題が山積みでした。
NISAは資産形成には重要な手段ですが、NISAよりも前にやるべきことがあります。
今回はNISAを始める前にやっておくべきことを検討していきます。
結論として
NISAを始める前に家計の把握と見直しをする必要があります。
NISAの前にすべきこと①家計の把握
NISAを利用するには元手になるお金が必要です。
収入−支出がプラスになっていることが必須です。
あなたは普段の支出を把握できていますか?
簡単に誰でもできる家計管理の方法は以下に紹介しているため、興味のある方はご覧下さい。
知人の場合、NISAに回す余裕資金が乏しい状態でした。
そうなると、家計の見直しが必要になります。
NISAの前にすべきこと②固定費の見直し
知人の場合、生命保険や自動車保険に過剰な支払いがあったため、見直しをしました。
また、スマホの契約は大手キャリアの高額なプランを使用していたため、低額のプランへの変更をしました。
生命保険、自動車保険、スマホ契約の見直しで
月1.5-2万円程度の資金を捻出することができました。
その資金をNISAの元手にすることにしました。
NISAの前にすべきこと③リスク許容度の設定
NISAはできるだけ大きく、早く、長く使うことが有効です。
しかし、NISAから株式投資を始める方が急にNISAを満額利用することはあまりおすすめできません。
その理由は、株式投資は元本保証されていないためです。
株式投資はお金が大きく増える可能性と大きく減る可能性の両方があります。
長期間ではお金が増える可能性が高いですが、
続けられなければ実現できません。
NISAを長期間続けるにはリスク許容度を決めることが必須です。
リスク許容度はどの程度までお金が減っても耐えられるかというあなたなりの指標です。
NISAでの資産運用はリスク許容度の範囲内で行うことが重要です。
知人の場合、
元本保証されていない資産形成の経験がなかったため、捻出した資金の半分程度からNISAを始めることを勧めました。
資産の変動に慣れてきたら、徐々にNISAの資金を多くするようにアドバイスしました。
私の考えと実践方法
NISAを始めとした資産形成は早い段階から始めることが有効です。
しかし、家計管理の基礎ができていない状態では長期の実践は難しいと考えます。
まずは家計の把握、見直しから始めて、基礎をしっかりと固めた上で資産形成に取り組むことが重要です。
私の場合
生命保険、自動車保険、スマホの見直し、自動車保有の見直しを行いました。
また、自分が何にお金を使った時は満足し、
何に使った時は後悔するのかも確認しました。
これらの取り組みにより、無理をせずにNISAを利用する資金を捻出することができました。
基礎を固める重要性を実感しています。
まとめ
NISAを始める前に家計の把握、見直しは必須事項です。
家計管理の基礎を固めることで無理なくNISAを利用でき、長期投資の実践に繋がる可能性が高まります。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。