ここ数年で様々な物の値段が上がっており、インフレを実感している方が多いと思います。
その一方、賃金の上昇の実感を得ている方は少ないと思います。
このような実感を持っている方はリスク資産での資産形成の重要性が年々増していると言えます。
節約だけでは今後のインフレに耐えられない可能性がでてきています。
今回は節約だけでは資産形成が難しい理由について検討していきます。
結論として
節約だけでは日本の現状に対応できないため、リスク資産を所有することが必要です。
インフレ下での節約は限界がある
日本政府のインフレ率の目標は2%であり、
ここ数年のインフレ率は2022年から2%を上回っており、今後もインフレが続く可能性が考えられます。
出所
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2023/fis/kiuchi/1124
節約をする際に消費、投資、浪費を分けると効果的とよく言われます。
資産形成には浪費を減らし、投資を増やすことが重要です。
投資をする元本を貯めるには収入−支出がプラスになることが必要です。
支出に直接関係のある消費に含まれる食料費やエネルギー費、日用品などがここ数年値上がりしています。
ここ数十年の日本の賃金の停滞に加え、
生活に必要な消費項目の値上がりが続いていることから節約だけでは対応が困難な可能性が高いと考えます。
インフレに勝る資産を所有する
ここ数年で預金の金利は上がっていますが
0.01-0.03%程度であり、インフレ率2%には対抗できません。
一方、世界株式や米国株式のインデックスファンドの運用利回りは3-5%と言われています。
今後もインフレが続く可能性が高いと考える場合
株式などのリスク資産を所有する必要があると考えます。
しかし、リスク資産は元本が保証されていないため
リスク許容度に応じて所有することが重要です。
私の考えと実践方法
節約は資産形成には重要です。
しかし、インフレにより支出は増加している反面、賃金はそれほど増加していないのが現状です。
節約だけでの資産形成は困難な時代となってきています。
節約だけで資産形成ができるのは賃金が平均よりも相当高い一部のみです。
平均程度の賃金の世帯はリスク資産を所有しないとままならない時代になってきていると考えます。
株式などのリスク資産は長期保有で資産形成の成果が上がり、難易度が下がります。
投資元本が作りづらい状況ではありますが
できるだけ早くから取り組むことが重要です。
まずは少額から新NISAでリスク資産を所有することから始めることをおすすめします。
まとめ
インフレと賃金の停滞から節約だけでは資産形成が難しくなってきています。
なるべく早くから新NISAでリスク資産を所有することを検討すべきと考えます。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。