2024年から新NISAが始まりました。
新NISAで初めて株式投資をする方も多いと思います。
最近は株価は好調であることに加え、円安も進んでいます。
新NISAは始まったけど、いつから始めたら良いのかと悩む方もいるかと思います。
今回は新NISAによる資産形成を始めるタイミングについて検討します。
結論として
新NISAでのインデックス投資であれば、今すぐ始めるのが良いと考えます。
新NISAはなるべく早く始めた方が良い
新NISAは株式投資の売却や配当にかかる約20%の税金が0になるという優れた制度です。
昨年までの旧NISAと比べて、利用可能額や期間が大幅に増加したため、うまく利用できれば老後資金などお金に関わるさまざまな問題解決につながる可能性があります。
しかし、株式投資はハイリスクハイリターンの資産クラスとなります。
今まで現金や銀行預金などでの資産運用したことがない方にとってはハードルが高く感じるのも事実だと思います。
株式投資は元本保証されていないため、お金が増える可能性もあれば、減る可能性もあります。
株式投資のリスクを減らす大原則として
分散投資と長期投資が挙げられます。
長期間の投資により、平均回帰性や複利が働きやすくなります。
年数の経過に伴い、運用利益がプラス域に収束していくことが過去のデータからわかります。
出所
分散投資を組み合わせることで、
倒産など資産価値が0になることを防ぎ、長期投資の実現につながります。
新NISAの利用期間をなるべく長くするためには
今すぐ始めることが重要と考えます。
株価と為替の投資への影響
今すぐ始めることが合理的であっても、
円安や高い株価では投資しづらいというのは事実です。
高い株価と円安では同じ金額であっても
買える株式の数が減るためです。
例えば1万円で株を買う場合
1000円の株を買うと10株買えます。
2000円に株価が上がれば5株しか買えません。
インデックス投資で世界中に分散された商品は外貨建てのため、円安や円高など為替の影響を受けます。
円安では外貨建て商品を買うにはお金が多く必要になり、反対に円高では外貨建て商品を安く買えます。
このように2024年1月時点では株式を始めづらい状況ではあります。
しかし、株価の将来は誰にもわからないということも事実です。
株価はランダムウォークと言われ、値動きが不規則であり、予測できないことが過去のさまざまな調査で明らかになっています。
将来の株価はプロでもわかりません。
わからないことに時間をかけても無駄に終わる可能性が高いです。
将来の株価は自分のコントロール範囲外のことです。
一方、投資期間は自分のコントロール内のことです。
投資期間は自分で調整できます。
よって、自分でコントロールできることとして
投資期間を長く取るために、できるだけ早く始めることが重要と考えます。
まずは少額から開始する
投資信託による投資は100-1000円程度の少額から開始できます。
少額から開始して、株式投資に慣れることが重要です。
投資するお金がないという話をよく耳にします。
しかし、100-1000円程度であれば
大半の方は実施できると思います。
少額でも良いので新NISAでまず始めてみることをおすすめします。
まとめ
新NISAによるインデックス投資はなるべく早く始めることが有効です。
円安、株高ではありますが少額から開始して、長期投資を実践することをおすすめします。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。