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株価の確認がダメな理由とは?新NISAでのほったらかし投資

新NISAが始まり、新たに株式投資による資産形成に取り組む方が増えています。

 

2024年1月は株価が好調であり、毎日の株価を熱心に確認している人もちらほら見かけます。

 

その気持ちはすごくわかります。

 

しかし、熱心に株価を確認することは良いことがない悪い習慣であるためおすすめできません。

 

今回は株価を確認することが良くない理由を検討していきます。

 

結論として

インデックス投資は短期では成果は出ないことに加え、暴落による株式市場退場を避けるためにも株価の頻回な確認はやめた方が良いです。

 

 

インデックス投資は長期投資が前提

新NISAではインデックス投資を実施する方が多いと思います。

 

インデックス投資は簡単に分散でき、管理も楽であるため誰でも実践できる資産形成方法の1つです。

 

しかし、インデックス投資による資産形成には時間がかかります。

 

インデックス投資の年間平均利回りは約4%程度と言われています。

 

1日換算すると約0.01%の変動となります。 

 

インデックス投資は長期投資が前提です。

 

短期では目に見えた成果はほとんど出ないことは意識すべきことです。

 

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暴落に耐えられる?

株価を毎日確認し、上昇していれば良いですが、

下落が続く場合もありえます。

 

米国株の過去の暴落を見ると株価が約20-80%下落することがあります。

 

出所  

https://myindex.jp/study/data/crisis.html

 

 

 

この暴落から元の株価に回復するまでの時間は平均して約5年と言われています。

 

つまり、毎日株価を確認する場合、

5年間はマイナスの状態ということです。

 

5年間毎日マイナスの数字を見続けるのは嫌気がしませんか?

 

マイナスの状態が続くと、これ以上下がる前に早めに損切り(損益確定)したいと考えてしまいます。

 

しかし、インデックス投資では損切りはしない方が良いと考えます。

 

インデックス型投資信託は広く分散されているため、時間をかければ株価は回復し、暴落前以上になる可能性が高いことが過去のデータからわかります。

 

よって、株価は熱心に確認せずに、ある程度はほったらかしで良いと考えます。

 

新NISAのインデックス投資はほったらかしがベター

新NISAではオルカンやS&P500など低コストで分散された投資信託を選び、クレジットカードによる積立設定をしたら、ほったらかしで良いと考えます。

 

 

数年前に株式投資の成績が良い人の傾向を調べると

死んでいた人と忘れていた人の成績が良かったと

いう調査が話題になりました。

 

新NISAでのインデックス投資はある程度のほったらかしの方が良いとも言えます。

 

貯金をしている感覚で気楽に取り組めると良いと考えます。

 

私の場合

株式投資を始めて6年程度になりますが

基本はインデックス型投資信託を積立設定してのほったらかし投資です。

 

証券口座にログインするのは半年に1-2回程度ですが大きな問題が起きたことはありません。

 

ここ数年の株価の好調により、ほったらかしていても資産は増加しており、資産形成はできています。

 

資産形成に時間をかけなくても、ある程度の成果が出る可能性が高いことはインデックス投資の最大の利点であることを実感しています。

 

まとめ

株式投資における資産形成開始当初は株価が気になりますが、あまり良いことはありません。

 

インデックス投資は長期投資が有効です。

 

暴落による株式市場からの退場を避けるためにも、インデックス投資であれば株価は確認せずに、ある程度ほったらかしにするということも重要と考えます。

 

 

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※投資判断はご自身で行ってください。