FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

円安株高局面での資産形成を考える 

2024年から新NISAが始まりましたが円安、株高により外貨建て資産を買いづらいと感じる方も少なくないと思います。

 

暴落がきてから買おうと思うと暴落が来るまで待たなければならないため機会損失が発生します。

 

今回は円安、株高局面の資産形成方法を検討します。

 

結論として

長期投資であればすぐに積立投資でOK、一括投資では時間分散が有効と考えます。

 

 

円安と株高の影響

円安により日本円の価値が下がり、ドルの価値が上がります。

 

ドル資産を買うのにたくさんの日本円が必要になります。

 

株高は株を買うのに多くのお金が必要になります。

 

円安、株高の局面で外貨建て資産を買うことは

株を買うのにより多くのお金が必要になります。

 

新NISAで投資環境が良くなっても

外貨建て資産を買うのに多くのお金が必要になると考えると躊躇する方も一定数いても不思議ではありません。

 

理論的には

安い時に買って高い時に売れれば最高です。

 

しかし、それが難しいことは過去のデータからみても明らかです。

 

大半の場合、高く買って安く売る、最高のパターンの逆になる傾向があると言われています。

 

また、上昇相場を数日逃すとリターンが大幅に低下することも明らかになっています。

 

出所 チャールズ•エリス 敗者のゲーム

 

積立投資で機会損失回避

投資タイミングをみながら投資をするのは至難の業です。

 

投資タイミングを考え過ぎて機会損失を防ぐには

積立投資をすることが一案となります。

 

積立投資なら株価が高い時には少なく買い

株価が低い時には多く買えます。

 

極端な高値高みを減らせる可能性があります。

 

ただし、株価が右肩上がりの相場では

当社に一括投資をした方が効果的であるため、

積立投資は良くも悪くもないと割り切ることが必要です。

 

freefppt.com

 

一括投資は時間分散

円安、株高局面では一括投資をするのは勇気がいります。

 

一括投資では下落した時の影響が大きくなるためです。

 

円安、株高局面での一括投資をする場合は時間を分散することが一案となります。

 

投資する資金があったとしても 

3-5年程度の期間で少しづつ株式を買い増していく形です。

 

新NISAは年間360万円、最大で1800万円利用できます。

 

具体的に時間分散する場合、

年間360万円投資し、5年間かけて株式を買い増すというのが有効と考えます。

 

ただし、長期投資前提で、暴落がきても売らずに耐えることができるという自信のある方は円安や株高を気にせずに一括投資するのも良いと考えます。

 

私の考えと実践方法

2024年は円安、株高局面であり、外貨建て資産を買いづらいと感じやすい状況です。

 

しかし、株式市場の上がり下がりのタイミングを読むことは不可能と考えると、気にせずに積立投資をすることが有効と考えます。

 

私の場合

長期投資前提ではありますが、円安、株高の状況では時間を分散したいので一括投資はせずに積立投資で新NISAの枠内での投資を行っています。

 

まとめ

円安、株高局面であり、外貨建て資産を買いづらい局面ですが、投資タイミングを上手く当てるのは難しいことを考慮すると積立投資が一案となります。

 

 

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※投資判断はご自身で行ってください。