最近、エヌビディアが大きな話題となっています。
時価総額が大きい企業が半年で株価が倍になっているところをみると個別株には大きな魅力があります。
個別株はリターンと共にリスクが高まります。
今回は個別株とインデックスのリスクについて考察していきます。
結論として
資産形成のコアはインデックス、サテライトとして個別株が一案です。
個別株と代表的なインデックスの比較
個別株としては話題のエヌビディアの長期での株価の推移は以下になります。
出社 Googleファイナンス
株価は横ばいが続き、ここ数年で急激に株価が上昇していることがわかります。
一方、以下は長期投資の王道である全世界株式(VT)とS&P(VOO)の株価の推移になります。
全世界株式(VT)
S&P500(VOO)
出所 Googleファイナンス
株価の急激な上昇はありませんが
時間をかけて右肩上がりになる傾向がわかります。
リスクとリターン
個別株は良くも悪くもリターンとリスクが高まります。
一方、インデックス投資は良くも悪くもリターンとリスクは低くなります。
出所
https://www.jsda.or.jp/jikan/lesson3/
分散投資と集中投資の差です。
個別株の急激なリターンは魅力的ですが
横ばいや下落している期間の長さに耐えられるかが問題です。
また、世間的に話題になる頃には株価やトレンドはピークであることが多いとも言われています。
コアサテライト戦略
個別株のリスクを考えると資産形成のコアにはしづらいです。
資産形成のコアとしては長期保有することで資産価値が上がる可能性が高いインデックスの方が適していると考えます。
インデックスであれば企業や国の栄枯盛衰のサイクルに上手く適応できます。
インデックスであれば構成銘柄の自動的な入れ替えがあるからです。
よって資産形成のコアとしてはインデックス
サテライトとして個別株やセクターETFが一案となります。
資産形成のコアで安定したリターンを得ることで
サテライトとしてリスクとリターンの高い投資に対する耐性も得られると考えます。
私の考えと実践方法
大半の方にとっては長期的な資産形成の成功率の高さを考えるとインデックス投資のみで十分と考えます。
新NISAの枠は1人1800万円、夫婦の場合3600万円あるからです。
3600万円をインデックス投資で埋めれば、
年間4%のリターンで144万円の利益を得られるためです。
しかし、短期間で大きなリターンを得ることに魅力を感じる方も少なくないと思います。
個別株やセクターETFなどリスクとリターンの高い商品はサテライト投資が向いていると考えます。
私の場合
資産形成のコアとしては全世界株式とS&P500
サテライトとしてNASDAQのETFを所有しています。
現在であればサテライト投資でNASDAQを選ぶのであればETFではなく、投資信託にすると思います。
株式の内コアが8-9割、サテライト1-2割という形で運用しています。
この程度の割合のサテライトであれば
リターンとリスクの高い投資を行っても長期的に耐えられると個人的には感じています。
まとめ
個別株投資はリスクとリターンが高くなるため資産形成のサテライトが適していると考えます。
資産形成のコアはインデックス投資が適していると考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。