新NISAの成長投資枠はインデックス投資だけでなく、ETFや個別株などさまざまな商品が対象になっています。
職場の同僚で新NISAから株式投資を始めた方は日本の個別株を選択している方もいました。
成長投資枠は良くも悪くも選択肢が広いため、悩む方が多いと思います。
今回は資産形成期の方が新NISAの成長投資枠で選ぶべき商品について検討していきます。
結論として
新NISAの成長投資枠は積立投資枠と同様の長期保有に適したインデックス投資信託が最適です。
新NISAの成長投資枠は積立投資枠と同一でOK
新NISAでは配当金や売却益が非課税になることから
高配当株や今後の急激な値上がりが期待できる個別株を選ぶという理由もわかります。
しかし、新NISAでは損益通算ができないことから
リターンがプラスになった時しか恩恵を得ることができません。
そのため、リターンがプラスになる可能性の高い商品を選ぶことが重要です。
加えて、新NISA口座は保有期間が無期限のため、
できるだけ長く保有することが有効になります。
将来どの企業が成長するかは誰にもわからないため、インデックスで全ての企業を買うことが有効と考えます。
広範囲に分散されたインデックス型商品は投資期間が長くなるほど、リターンがプラス域に収束しやすい傾向があります。
出所
穂高唯希 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
これらのことから、新NISAの成長投資枠は積立投資枠と同様のインデックス型投資信託が一案となります。
新NISAでは高配当よりも配当再投資が有利
新NISAでは配当に対する税金が0になるため、高配当株は魅力的です。
しかし、高配当株よりも無配の再投資方の投資信託の方が投資効率は良くなります。
以下は配当再投資有無による将来的な資産額の差を示しています。
出所ジョン•C•ボーグルインデックス投資は勝者のゲーム
また、新NISAは利用上限額が1800万円ですが、
配当再投資型の商品では投資信託内で再投資されるため、1800万円を超える非課税の利用が可能です。
これらのことから
日々の収入で生活費が賄えている方は高配当株よりも配当が再投資される商品が有効と言えます。
ただし、日々の生活に使うお金を配当金から得たいという方は新NISAの成長投資枠で高配当株を選択することも一案になります。
私の考えと実践方法
私の新NISAの成長投資枠は積立投資枠と同一の商品です。
日々の給与で生活費は賄えているため、
高配当ではなく、配当再投資型の投資信託を選択しています。
新NISAは資産形成のコアという位置付けです。
コア資産は長期保有に適した分散された投資信託が最適と考えています。
よって、資産形成期の方の成長投資枠は世界株式や米国株式などが最適と考えます。
まとめ
新NISAの成長投資枠は様々な選択肢がありますが、積立投資枠と同一の商品で良いと考えます。
資産形成期の成長投資枠は配当再投資型のインデックス投資信託が最適と考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。