前回、インデックス投資で億り人になるハードルの高さをお伝えしました。
インデックス投資で億り人になるには投資元本の大きさと投資期間の長さが鍵になると考えています。
期待リターンが高くなれば、投資元本や投資期間を少なくできる可能性があります。
今回は期待リターンの視点で、億り人になる方法について検討します。
結論として
期待リターンと共にリスクも高くなるため、期待リターンの視点で億り人を目指す場合リスク管理が重要になります。
期待リターンを高める方法
期待リターンを高める方法としては集中投資が挙げられます。
投資の原則としては分散投資が有名です。
しかし、分散をすると良くも悪くも期待リターンとリスクが低下します。
極論ですが
S&P500とエヌビディアを比較すると期待リターンの差は一目瞭然です。
出所 Googleファイナンス
期待リターンを高めるには分散ではなく集中が鍵となります。
期待リターンとリスクの関係
期待リターンが高くなると、リスクも高くなります。
以下は直近1年間のS&P500とエヌビディアの比較です。
出社 Googleファイナンス
S&P500に比べエヌビディアの変動幅が目立ちます。
集中すればするほどリスクは高まります。
あなたがどこまでのリスクに耐えられるかで集中投資の範囲が決まります。
分散投資から集中投資の一例として
全世界株式(約2900銘柄)
↓
S&P500(500銘柄)
↓
NASDAQ100(100銘柄)
↓
FANG+(10銘柄)
↓
個別株(1銘柄)
期待リターン、リスク共に下に行くほど高くなる可能性があります。
テンバガー
テンバガーという言葉をご存知ですか?
テンバガーは株価が10倍以上に上昇した銘柄のことです。
2012-2022年の間の日本の上場株式でテンバガーとなったのは82社です。
上位10社は以下になります。
出所
https://www.okasan.co.jp/marketinfo/data/pdf/seminar/20230914.pdf
極論として
テンバガーになれば投資元本は1000万円で億り人になることが可能です。
私の考えと実践方法
大半の方にとっての期待リターンとリスクを考慮した選択としてはセクターETF(NASDAQ100等)までが無難と考えます。
個人的にはそれ以上は当たり外れが大きくなると考えます。
上手く当たれば良いですが、外れた時のダメージも大きいです。
私のリスク許容度と期待リターンでは今の所、セクターETF以上の運用は考えていません。
セクターETFもサテライトの一部分に留めており、
コアはS&P500や全世界株式など分散された商品を選択しています。
どこまでリターンを求めるのか?
どこまでリスクを許容できるのか?
この問いに対しては、個人差が大きいと思います。
期待リターンを高めて、億り人を目指すにはこの判断が重要と考えます。
まとめ
期待リターンを高めるとリスクも高まります。
期待リターンを高めて億り人を目指す場合には集中投資が必要になります。
集中投資に耐えられるリスク許容度の確認が必要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。