職場の同僚から新NISAの成長投資枠のおすすめはある?
と質問されました。
積立投資枠では全世界株式やS&P500で運用しているとのことですがよりリターンを高めたいとのことでした。
今回は新NISAの成長投資枠について検討していきます。
結論としては
成長投資枠は積立投資枠と同じでOKです。
サテライト投資の候補としてはNASDAQ100やSOXXが一案となります。
基本的には積立投資枠と同じでOK
新NISAは非課税期間が無期限のため、長期投資に適した低コストで分散された投資信託が有効な選択肢となります。
そのため、基本的には積立投資枠と同一の商品で良いと考えます。
投資商品の純資産額や運用実績からみると候補として有力なのが
全世界株式のインデックスファンドである
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)
S&P500のインデックスファンドである
eMAXIS SlimS&P500
となります。
コア投資としてはオルカンやS&P500が適していると考えます。
より運用成績を上げたいとなると一部分をサテライト投資として分散投資から集中投資に移行する必要があります。
サテライト投資では投資対象を絞る
究極の集中投資は個別投資です。
ただし、個別株は企業が倒産してしまうと資産価値が0になってしまいます。
新NISAは非課税期間が無期限のため、できる限り長期間保有、投資した方が有利です。
よって、集中投資にするにしても個別株ではなくセクター別のETFや投資信託程度に留めた方が良いと考えます。
セクター別のETFとしてはNASDAQ100やSOXXが一案となると考えます。
NASDAQ100はハイテク銘柄の割合が高いETFです。
SOXXはフィラデルフィア半導体指数に連動するETFです。
2024年に入り話題のエヌビディアは半導体の大手企業です。
S&P500とNASDAQ100、SOXXの比較
S&P500とNASDAQ100、SOXXの比較となります。
出所
https://freetonsha.com/2023/09/28/strategy-to-make-double-your-assets/#投資対象:半導体ETF【SOXX】
直近ではS&P500よりもNASDAQ100やSOXXの運用成績が良いことがわかります。
ただし、リターンがよくなる反面、リスク(変動幅)も高くなっています。
直近の暴落であるコロナショックでは
S&P500は約29.5%下落
NASDAQ100は約29.7%下落
SOXXは約34%下落
となっています。
私の考えと実践方法
大半の方にとって積立投資枠と成長投資枠は低コスト、高分散された投資信託が有効と考えます。
よりリターンを上げるには分散から集中投資へ移行する必要があり、リスクが高まります。
リターンとリスクは表裏一体です。
リスクが許容できた上で長期投資ができると考えるのであればNASDAQ100やSOXXなどのセクターETFや投資信託が一案となります。
私の場合は
積立投資枠と成長投資枠共にオルカンやS&P500を選択しています。
リターンを上げるためにセクターETFなどの集中投資よりも投資元本の額を大きくすることに注力しています。
私にとって安心して長期保有できるのはオルカンやS&P500だからです。
まとめ
大半の方にとっては新NISAの積立投資枠と成長投資枠は同一の商品でOKです。
リターンを上げるとリスクも上がります。
リスクを許容できるならNASDAQ100やSOXXなどのセクターETFが一案となります。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。