2024年12月からiDeCoの制度改正があり、拠出可能額が増えます。
iDeCoは節税効果は高い反面、資金拘束による制限の強さがあり老後資金の準備に特化しています。
また、iDeCoを利用する際には新NISAよりも注意すべき点が多いです。
今回はiDeCoを利用する際に注意すべき点を紹介します。
結論として
iDeCoの注意点は原則解約できないこと、維持コストや取扱商品が会社によって大きく異なることです。
iDeCoにかかる維持コスト
iDeCoには維持コストがかかります。
iDeCoの維持コストとして
加入者手数料、事務手数料、運営管理手数料がかかります。
加入者手数料が毎月105円
事務手数料が毎月66円
運営管理手数料が0-418円
となっています。
ネット証券大手3社であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券では運営管理手数料が0円であり、
維持コストは最低額である毎月171円となります。
加えて、金融商品による維持コスト(信託報酬)もかかります。
iDeCoは期待リターンの高い資産クラスを選択する
iDeCoには預金に似た元本保証型の商品があり、節税効果のみを得たい方に一定の人気があります。
しかし、昨今のインフレに加えて、非課税を考慮すると期待リターンが高い資産クラスの商品を選ぶことが一案になります。
iDeCoの株式としては全世界株式や米国株式、先進国株式が対象となります。
ネット証券会社のiDeCoのおすすめ商品ベスト3
ネット証券会社大手のiDeCoは手数料に加えて、
商品が充実しており、長期保有に適した投資信託があります。
iDeCoの商品数は各会社で上限があり35商品程度となっています。
証券会社によって取扱商品が異なるため、あなたが購入したい商品があることを事前に確認する必要があります。
楽天証券のおすすめとしては
①楽天•オールカントリー株式インデックス•ファンド
②楽天•S&P500インデックス•ファンド
③たわらノーロード先進国株式
SBI証券のおすすめとしては
①eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
②eMAXIS Slim S&P500
③ニッセイ外国株式インデックスファンド
マネックス証券のおすすめとしては
①eMAXIS Slim全世界株式
②eMAXIS SlimS&P500
③eMAXIS Slim先進国株式インデックス
私自身も保有している投資信託となっており、
長期投資に適した低コストの商品と考えます。
私の考えと実践方法
iDeCoは年金であり、拠出者が60歳になるまで換金ができません。
iDeCoは資金拘束から強制的な長期投資になるため、
維持コストの低さが重要になります。
維持コストは確実なマイナスのため、
iDeCo口座に対する維持コスト、金融商品の維持コストは低いほど良いと言えます。
日本全国にある対面型の大手銀行のiDeCoの運用管理手数料は259円であり、私が買いたいと思える低コストの金融商品は1つもありませんでした。
iDeCoを利用する際には、口座の維持コスト、取扱商品をしっかりと確認してから利用することをおすすめします。
私の場合、楽天証券を利用しています。
以前は、たわらノーロード先進国株式を選択していました。
現在は楽天•S&P500インデックス•ファンドにスイッチングしています。
iDeCoはスイッチング可能な点も利点です。
楽天•S&P500インデックス•ファンドは低コストであり、長期投資に適した良い商品と考えています。
まとめ
iDeCoは維持コストがかかり、会社によって料金が異なります。
加えて、iDeCoの取扱商品も会社によって異なる点には注意が必要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。