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長期ほったらかし投資信託20という記事がありました。
この記事を読んで長期ほったらかし投資について 必要な条件を検討してみます。
尚、記事内で紹介されている投資信託で長期ほったらかし投資に向いている商品、向いていない商品があると感じたため、その理由についても紹介します。
結論として
長期ほったらかし投資には低コストかつ優良指数に連動していることが重要と考えます。
長期ほったらかし投資信託20について
紹介されていた投資信託は以下の20になります。
eMAXIS Slim全世界株式
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)
SBI•全世界株式インデックス•ファンド
楽天•全世界株式インデックス•ファンド
楽天•全世界株式インデックス•ファンド(除く米国)
SBI•V•全米株式インデックス•ファンド
eMAXIS SlimS&P500
SBI•V•S&P500インデックス•ファンド
楽天•全米株式インデックス•ファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンド
たわらノーロード先進国株式
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)
たわらノーロードバランス(8資産均等型)
セゾン•グローバル•バランスF
ひふみ投信
スパークス•新•国際優良日本株ファンド
セゾン資産形成の達人ファンド
全世界株式、米国株式、バランスファンド、アクティブファンドなどが長期ほったらかし推奨投資信託として紹介されています。
長期ほったらかし投資に不向きな商品①
上記20の投資信託の中で明らかに長期ほったらかし投資に不向きと考えるのはアクティブファンドです。
ひふみ、スパークス、セゾンは信託報酬が1%を超えています。
全世界株式の1番人気であるeMAXIS Slim全世界株式の信託報酬は約0.05%です。
信託報酬と運用成績には相関関係はありません。
そのため、信託報酬は低いほど投資する側が有利となります。
例えば、
投資期間20年、積立投資年間120万円(月10万円)、
運用利回りが4%で信託報酬が1%違う場合を想定してみます。
信託報酬が1%高いということは利回りが1%下がると言うことです。
低信託報酬の運用利益は約1250万円
高信託報酬の運用利益は約877万円
大きな差がでます。
また、インデックスファンドとアクティブファンドの投資成績を比較するとインデックスファンドの運用成績が良いことがわかっています。
長期ほったらかし投資に不向き商品②
長期投資と考えるとバランスファンドも不向きと考えます。
各資産クラスとして、最も資産価値が上がりやすいのは株式であることが過去のデータからわかっています。
出所 株式投資の未来 ジェレミーシーゲル
バランスファンドは債券やリートなど株式以外の資産クラスも含まれており、良くも悪くも分散されています。
リスクが下がる分リターンも下がります。
長期投資と考えると株式の比率を上げた方が有効と考えます。
私の考えと実践方法
長期ほったらかし投資信託としては
eMAXIS Slim全世界株式やS&P500、先進国株式が
有効であると考えます。
長期投資をすることで平均回帰性や複利が働きやすくなり、運用利益がプラス域に収束しやすいためです。
出所
長期ほったらかし投資では低コストに加えて、
S&P500やMSCI ACWI、MSCIコクサイなどの優良な指数に連動していることが重要と考えます。
まとめ
長期ほったらかし投資信託の記事について紹介しました。
長期ほったらかし投資には低コスト、優良な指数に連動していることが重要と考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。