楽天証券利用者が無料で読める雑誌の中に
ほったらかし投資完全ガイドが追加されました。
新NISAにも対応しており、参考になる点が多々あったため紹介します。
購入注意な投資信託の特徴
購入注意な投資信託の特徴が挙げられていました。
①毎月分配型
②ファンドラップは手数料が実質二重
③ロボアド商品はコストがかさむ
毎月分配型は収益ではなく、元本から分配される商品が多々あります。
10000円の元本から1000円配当され、元本が9000円に目減りするようなイメージです。
加えて、配当には約20%の課税もされるため毎月分配型は資産形成としては無意味です。
ファンドラップの仕組みは以下のようになっています。
出所 完全ガイドシリーズ385 ほったらかし投資完全ガイド
手数料が二重に取られることに加え、国内のファンドラップの手数料は最大で約3%とも言われています。
手数料は運用成績とは関係がなく、
成績を押し下げる要因になるため、手数料が少ないほど投資家側に有利になります。
AIを駆使したロボアドも手数料が高く、
年率1.1%前後と言われています。
インデックス型の投資信託で手数料を抑えても
その他の部分で手数料を多く取られてしまうと
インデックス投資の優位性が損なわれます。
ほったらかし投資に適した投資信託人気ランキング
ほったらかし投資に適した人気商品がランキングで
紹介されていました。
①eMAXIS Slim S&P500
②eMAXIS Slim 全世界株式
③楽天•全米株式インデックス•ファンド
④ニッセイ外国株式インデックスファンド
⑤eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
⑥たわらノーロード 先進国株式
⑦楽天•全世界株式インデックス•ファンド
⑧eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
⑨インデックスファンド225
⑩ニッセイ日経225インデックスファンド
①から⑧までは長期投資に適した分散された低コストのインデックスファンドだと思います。
⑨、⑩は日経平均に連動したインデックスファンドです。
日経平均のインデックスファンドと聞くと日本の大企業が対象であり、
S&P500の米国の大企業と似た印象を持つかもしれませんが中身は大違いです。
全世界株式の割合で見ると
米国は約60%、日本は約5%です。
加えて、分散が少ないのに全世界株式よりもコストが5-10倍程度高くなっています。
日経平均に連動したインデックスファンドは長期保有に適さないと考えます。
このランキングでは①から⑧までの投資信託のいくつかは私も保有しています。
私の考えと実践方法
投資信託購入の注意点は遵守した上で、
あなたのリスク許容度内で投資信託ランキングの①から⑧の商品を選択して新NISAでほったらかし投資を長期間実践できれば大半の方にとっての資産形成は完了すると考えます。
私はインデックス投資を始めてから今に至るまで
上記ランキングの商品をほったらかし投資しています。
相場にも恵まれ、資産は順調に増加しています。
低コストで分散された投資信託を長期積立投資することほったらかしても資産形成が可能であることを実感しています。
新NISAを始めてみようと考えている方は
上記の①から⑧の商品を新NISAで長期のほったらかし投資をすることをおすすめします。
まとめ
手数料の高い投資信託やサービスを利用しなくても資産形成は可能です。
長期保有に適した商品を選び、積立投資をすることでほったらかし投資は完成します。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。