新NISAが始まり、日米の株高も重なって、早く新NISAを始めたいと思う方も多いと思います。
しかし、新NISAを始める前に自分がどれだけリスクを許容できるかを確認する必要があります。
リスク許容度は人によって大きく異なるからです。
株式投資での資産運用を有利に行うには長期投資が重要です。
長期投資を実現するには自分のリスク許容度に応じて投資をすることが重要です。
今回はあなたのリスク許容度を知るために知っておくべき知識を紹介します。
結論として
リスク許容度は人によって大きく異なるため、自身でしっかりと決めることが重要です。
リスク許容度を決める理由
リスク許容度はいくらまで変動(損しても)しても
平気(許容できる)かというものです。
リスク許容度内での投資であれば、
暴落時にパニックになって売るという行動を避け、長期投資の実現に繋がる可能性が高まります。
リスク許容度は人によって大きく異なります。
年齢や収入、仕事の安定性、保有資産額
投資経験、子どもの有無、ローンの有無
などがリスク許容度に関与すると言われています。
例えば、年齢が若ければ株式で損をしても仕事の収入でカバーできます。
一方、高齢で収入が年金のみであれば株式で損をした場合カバーしきれない可能性があります。
個人個人で状況が異なるため、リスク許容度は自分で決めることが重要です。
過去の下落率
リスク許容度を決める際に、過去にどのくらい株価が下がったのかを知っておくことが有効です。
過去の暴落では20-83%まで株価が下がっていることがわかります。
出所
直近20年においても20-50%程度の暴落があるため、
最悪の事態の想定としては資産価値が一時的に半分になる可能性があることは頭に入れておきたい知識です。
リスク許容度を広げるために必要なこと
リスクを取らないとリターンは得られません。
リスク資産である株式投資と無リスク資産である銀行預金の運用利回りを見るとその差は明らかです。
リスク許容度を広げるために必要なことは3つあります。
①生活防衛資金の確保
②株式投資の経験
③株式投資の知識
生活防衛資金は生活を守るための資金です。
株式投資とは別に生活を守る資金を確保することが重要です。
個人の考え方によって生活防衛資金の量は異なりますが、年間の生活費の6ヶ月から12ヶ月分程度と言われることが多いです。
例えば月の生活費が20万円の場合は
120-240万円が生活防衛資金となります。
生活防衛資金があることで、株価がいくら下落しても生活に大きな支障がでなくなり、暴落を耐えることにつながります。
株式投資の経験が増えることで、日々の株価の変動に良くも悪くも慣れてきます。
また、株式投資の知識を持つことで、株式市場は
数年をかけ暴落から復活する可能性が高く、
暴落時は買い時である可能性が高いこともわかります。
私の考えと実践方法
株式投資を始める前にリスク許容度を決めることで長期投資が可能となります。
長期投資を続けるには暴落を耐えることが必要になります。
暴落を耐えるには生活防衛資金と投資経験、知識が重要と考えます。
私は株式投資とは別に生活費の12ヶ月分の生活防衛資金を確保しています。
その結果、投資2年目でのコロナショックを耐え、
買い増しをすることができました。
暴落時に安く、多くの株を買えたことで資産形成がより進行しました。
新NISAを始める前にリスク許容度を確認し、
新NISAを始めながら生活防衛資金と投資経験と知識を積み重ねることが重要と考えます。
まとめ
長期投資をするにはリスク許容度内での投資が重要です。
リスク許容度は人によって大きく異なるため自身で考える必要があります。
クリック応援していただけると毎日のブログ更新の励みになります!
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。