ここ数ヶ月で株価や為替が大きく変動しています。
SNSでは新NISAの損切りが話題になったらしています。
新NISAは長期投資に適した制度です。
金融庁からも長期、分散、積立の3つがキーワードで挙げられています。
株価の変動には長期視点を持つことが重要です。
それでも今回の変動に対して動揺がある方はリスクをとり過ぎている可能性が高いです。
今回は株式投資のリスクとリスク耐性について検討します。
結論として
株式投資は変動の大きい資産クラスであり、リスク耐性をつけることが長期投資による資産形成の成功に繋がります。
株式投資の変動リスク
株式は変動の大きい資産クラスです。
1年間の変動を数字で示すと、
三標準偏差以内で99.7%の確率でこの範囲内に収まると言われています。
オルカンの1年の標準偏差は11.08%
2標準偏差は±22.16%
3標準偏差は±33.24%
S&P500の1年の標準偏差は12.53%
2標準偏差は±25.06%
3標準偏差は±37.59%
人気のあるオルカンやS&P500でも1年間でこの程度変動する可能性があることを知った上で株式投資をするべきです。
リスク耐性を上げる対策①リスク許容範囲内で投資
リスクを知った上で、どごまでリスクに耐えられるかは個人差があります。
例えば
100万円までの損失であれば投資が続けられると考えるのであれば、それがあなたのリスク許容度です。
上記の標準偏差から100万円のリスク許容度であれば
オルカンであれば投資元本は約300万円
S&P500であれば投資元本は約275万円
までになります。
リスクを知り
いくらの損失まで耐えられるかを決めた上で
株式投資を実践することが重要です。
リスク耐性を上げる対策②生活防衛資金
投資とは別に生活を維持するためのお金を用意しておくことはリスク耐性を上げる有効な対策です。
株式投資で損失が増えても、直接生活に影響が出ないということはメンタル的にとても大きいです。
生活防衛資金の目安は生活費の6-12ヶ月分です。
生活防衛資金を貯めずに、投資をしている方は
生活防衛資金を貯めることをおすすめします。
私の考えと実践方法
私は生活防衛資金を12ヶ月分準備してあります。
株式は生活とは直接関係のない資金で行っているため、株価が暴落しても耐えられる自信があります。
加えて、投資を行う期間は20年以上と決めているため、株価の変動は気にしないよう、良い意味でほったらかしています。
まとめ
株式は大きく変動する資産クラスであり、リスクを知ることは重要です。
リスク許容度内での投資や生活防衛資金を持つことがリスク耐性向上につながります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。