FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

新NISAで全世界株を検討している方向け 注意点

新NISA制度の開始時期が近づいています。

 

様々なメディアで大きく取り上げられており

全世界株がおすすめされています。

 

全世界株式は文字通り世界中に広く分散された

インデックス投資の王道です。

 

全世界株式ではほったらかし運用が可能ですが

いくつか注意点があります。

 

今回は新NISAで全世界株式を検討している方向けに

全世界株式の注意点を考えていきます。

 

結論として

新NISAでは全世界株式のメジャーな投資信託を選ぶことで長期のほったらかし投資が可能です。

 

 

 

新NISAの本命は全世界株式

新NISA制度は2024年1月から開始します。

 

新NISA制度は積立投資枠と成長投資枠の2枠あります。

 

大半の方は2枠ともに投資の原則に適した投資信託を選ぶのが最適になると考えます。

 

投資の原則は

長期、分散、低コストです。

 

 

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この原則に適した投資信託として

全世界株式が挙げられます。

 

全世界株式は世界中の企業や国に広く分散されています。

 

メジャーな全世界株式の投資信託の維持コストは

約0.05-0.1%程度であり、超低コストです。

 

長期投資をすることで複利の効果と運用利回りがプラス域に収束されることが過去のデータでわかっています。

 

世界株式の投資信託は投資の原則に適した

王道であることからも新NISAの大本命であると

考えます。

 

全世界株式は純資産額を確認することが必要 

全世界株式の投資信託であれば誰でも良い?

 

と聞かれると、それは違うとはっきり言えます。

 

同じ指数に連動したインデックス投資信託でも

維持コストや純資産額が違うからです。

 

 

出所 AERA Money 2023年秋冬号

 

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以下の記事を確認してみて下さい。

 

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維持コストは安ければ安いほど投資する側が有利になります。

 

見落としがちですが、純資産額も重要です。

 

純資産額が増えると

繰り上げ償還のリスク低下やコスト低下を

期待できるからです。

 

繰り上げ償還は

あらかじめ決まっていた信託期間が終了する前に運用が終了することです。

 

繰り上げ償還すると

その時点で強制的に売却されてしまいます。

 

そうなると長期投資という視点ではマイナスです。

 

過去の繰り上げ償還をみてみると

あまり売れていない投資信託で生じていることが

わかります。

 

よって、繰り上げ償還のリスクを下げるには

売れている投資信託、つまり純資産額の多い

投資信託を選ぶことです。

 

加えて、純資産額の多い投資信託は

維持コストが下がりやすい傾向もあります。

 

これらのことから

私は新NISAでは

eMAXIS Slim 全世界株式を選択しました。

 

全世界株式でもリスクは0にならない

全世界株式は投資の原則に適した運用商品です。

 

全世界株式であればリスクは減らせますが

株式の資産クラスは元本保証がないため

リスクは0になりません。

 

あなたのリスク許容度に応じた範囲内で

新NISA制度を利用することが重要です。

 

リスク許容度は人によって異なるため

あなた自身で決める必要があります。

 

一般的に

リスクが低ければリターンは低くなり

リスクが高ければリターンは高くなります。

 

日本は実質賃金が低下しており

近年はインフレもみられるようになってきています。

 

こういった状況だからこそ

リスクは0にはなりませんが

新NISA制度で資産形成を考える必要があると考えます。

 

まとめ

新NISA制度で本命となるのが全世界株式のインデックス投資信託と考えます。

 

全世界株式の投資信託でもメジャーな投資信託を選ぶのが無難であり長期投資の実現に寄与すると考えます。

 

全世界株式でもリスクは0にならないため、

リスク許容度に応じた範囲内で投資を行うことが

重要です。

 

 

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 ※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。

※投資判断はご自身で行ってください。