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投資信託のNG商品を見極める方法

 

ここ数年で様々な投資信託が新規に発売されています。

 

2024年から新NISAも始まり投資環境が良くなり、各証券会社が販売に力を入れていることがわかります。

 

しかし、投資信託の中には買うべきではないNG商品が多いのも事実です。

 

今回は投資信託を買う際の注意点と見るべき項目を紹介します。

 

 

結論として

投資信託を選ぶ際には手数料の安さと純資産額の多さを確認することが重要です。

 

 

投資信託の販売数の推移

ここ数年で新規に発売された投資信託は年間5000-6000本程度あると言われています。

 

 

出所

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB240SN0U3A420C2000000/

 

しかし、大半の投資信託の売り上げは伸びていないようです。

 

投資信託は売り上げが悪いと繰上償還のリスクが高まります。

 

繰上償還は設定された運用期間より前に運用を終了することです。

 

強制的な運用終了のため、長期投資には悪影響です。

 

繰上償還は投資信託の純資産額が少ないと起きやすいと言われています。

 

諸説ありますが、純資産額が30-50億円以下になると

繰上償還のリスクが高まると言われています。

 

2023年の投資信託の純資産額を見ると

純資産額が50億円以下が65%を占めています。

 

 

出所

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB240SN0U3A420C2000000/

 

投資信託純資産額ランキング

投資信託の純資産額のランキングは以下になります。

 

出所

https://finance.yahoo.co.jp/funds/ranking/netassetsbalance?page=1

 

 

当ブログで取り上げる機会が多い

eMAXIS slimS&P500や全世界株式(オルカン)が

堂々の1、2位となっています。

 

上記のランキングの上位であれば純資産額が多く、繰上償還のリスクは低いです。  

 

しかし、このランキングの中にも購入NGの商品がいくつかあります。

 

投資信託の99%はゴミ

惜しまれながらも昨年亡くなった経済評論家の山崎元さんは投資信託の99%は検討にも値しないゴミと述べています。

 

その理由は手数料です。   

 

手数料の高さは運用成績とは関係のない完全なマイナス要素です。

 

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つまり、手数料が高い投資信託は検討にも値したいということです。

 

手数料の目安としては、

購入時、売却時の手数料は0

信託報酬(維持手数料)は0.3%以下

と考えます。

 

上記の投資信託の純資産額のランキングでは

手数料が高い投資信託も含まれています。

 

私の考え方と実践方法

投資信託を選ぶ際には純資産額と手数料を確認する必要があります。

 

具体的には

純資産額は50億円以上

手数料は購入時、売却時が0、信託報酬が0.3%以下

が目安になると考えます。

 

eMAXIS slimシリーズであればこれらを問題なく達成できると考えます。

 

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楽天証券の利用者には楽天プラスシリーズも検討の余地があります。

 

ただし、楽天プラスシリーズは2024年に設定されたため、純資産額は低い商品が多く、隠れコストなどがまだ明らかではない点には注意すべきです。

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私の場合

投資信託のメインはeMAXIS slimS&P500とオルカンです。

 

純資産額の多さに加えて、過去に手数料を頻回に下げてきた実績を重視しています。

 

正直言って、このどちらかを選んで、ひたすら積立、投資元本を大きくすることが大半の方にとって資産形成の成功確率が大きい方法と考えます。

 

まとめ

ここ数年で投資信託は多く販売されていますが、大半の商品は検討の価値がありません。

 

投資信託を選ぶ際には純資産額と手数料を確認することが重要と考えます。

 

 

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※投資判断はご自身で行ってください。