FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

保険料を減らすための保険の原則と現金の重要性

最近、生命保険に関する全国実態調査の結果を知りました。

 

以下の保険料を見てどう思いますか?

出所

https://manekomi.tmn-anshin.co.jp/hoken/17382151#c17382151_h2

 

 

 

個人的な感想としては、保険料払い過ぎでは?

と感じました。

 

私は子育て世帯であり、保険に加入しています。

 

それでも、保険料は上記の1/5程度です。

 

今回は保険料を減らすために知っておくべき保険の原則と現金の重要性について検討します。

 

結論として

保険は低頻度、大損失のみに備え、それ以外は現金で対応するのが鉄則です。

 

 

保険の原則 

入るべき保険は

起きる確率は低いが、

起きた場合の損失が大きい

事態に備えることができるものです。

 

入るべき保険は

自動車保険

火災保険

生命保険(子供がいて、家計の大黒柱の場合)

です。

 

例えば

自動車事故、火災が起きた場合

損害補償額は1億円を超える場合もあります。

 

1億円以上を所有している世帯はごく僅かであることから、起きた場合は大損失といえます。

 

子育て世帯で家計の大半を担っている人が亡くなった場合、遺族年金だけでは対応が難しくなる場合があります。

 

子供の教育費だけで1000万円以上かかると言われています。

 

この場合も、起こる確率は低いが

起きた場合は大損失と言えます。

 

一方、がんなどは多くの方が患う可能性の高い病気です。

 

日本は健康保険が優れているため、

もしも病気になったとしても医療費には上限額が決められており、大半の場合1月10万円以下の支払いとなります。

 

10万円以下の支払いであれば現金で対応できる方が大半だと思います。

 

 

freefppt.com

 

起こる確率が高く、損失が低いことから

がん保険は重点的に備えるべき保険ではないと考えます。

 

現金も保険!?

保険は低確率、大損失に備えるのが原則としても

保険は様々な不安に対応できるため、必要と考える方が少なくない印象があります。

 

様々な不安に対して、保険ではなく、現金で備えることが重要と考えます。

 

上記に挙げましたが

個人的にはがんに対しては

保険よりも現金で備えることが有効と考えます。

 

また、保険は使い道が限定されますが

現金は使い道が限定されない点も大きな利点です。

 

低確率、大損失の事態に備える保険だけに入り、

保険料を減らし、減らしたお金を貯金し、現金で備えることが一案です。

 

私の考えと実践方法

私が入っている保険は

自動車保険、火災保険、生命保険(掛け捨て)

仕事の保険の4つのみです。

 

全て合わせても年間8万円以下です。

 

保険料を減らせた分は、資産運用(株式投資)や貯金で代用しています。

 

保険は様々な不安に対応できますが、

現金でも不安に対応は十分できます。

 

まとめ

保険の原作は低確率、大損失に備えることです。

 

低確率、大損失以外の事態には現金で備えることが一案となります。

 

 

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