あなたは何か保険に入っていますか?
FPの資格を取る際に様々な保険の勉強をしましたが、多くの疑問を持ちました。
その疑問は保険はそんなに必要か?
というものです。
私自身FPの資格を取る前から保険は必要最低限にしていました。
不要な保険は無駄な支出となってしまうためです。
今回は保険について検討していきます。
結論として
保険は必要最低限にし、低確率、高損失な出来事に備えることが原則となります。
保険の加入率と平均額
身近な保険というと生命保険やがん保険などが代表的です。
2021年度 生命保険に関する全国実態調査によると
生命保険の加入率は20-70代で約8割、
生命保険加入者全体の平均年間保険料は37.1万円、月額約3.1万円お報告されています。
あなたの保険料と比べていがかでしょうか?
その保険料は本当に妥当?
上記で紹介した平均年間保険料は高すぎるというのが個人的な感想です。
大半の保険において保険の範囲を広げると保険料は高くなります。
日本は公的保険が充実しているため、必要最低限の保険で良いと考えます。
例えば健康保険では上限額がある上に自己負担は原則3割となっています。
加えて、遺族年金や障害年金などもあります。
公的保険でカバーできない部分を民間保険でカバーすることが重要と考えます。
保険の基本的な考え方
お金の大学にて保険について以下のように紹介されています。
出所 両@リベ大学長 本当の自由を手に入れるお金の大学
低確率、大損失なこととして
家系の大黒柱の死亡、火災、自動車事故が挙げられています。
この低確率、大損失なことに対応するために保険は必要となります。
具体的には生命保険、火災保険、自動車保険です。
生命保険は約8割の方が加入しており、必要な保険と言えます。
ただし、お金に困らない方は不要な保険とも言えます。
例えば、共働きで子供がいない場合
残された1人の収入で生活のやり取りができるのであれば生命保険は不要となる可能性があります。
また、金融資産が1億円を超えるような世帯においても生命保険は不要となる可能性があります。
生命保険は必要な保険ではありますが、
あなたの状況に合わせて補償額を選択する必要があります。
火災保険は意外と知られていない事実ですが
火災以外にも使えます。
具体的には部屋を傷つけてしまったり、取り付けられていた家具を壊してしまった場合に使えます。
賃貸の方は火災保険に入っているか、
保証の範囲について
確認することをおすすめします。
自動車事故は1億円を超える賠償事案が数多くあります。
大半の方にとっては払い切れないため、
自動車保険は対人、対物は無制限は必須となります。
FP資格所有者の実際の保険内容
生命保険は金融資産や子供の年齢によって保険の範囲を変更しています。
保険料は掛け捨てで年間3万円に満たない程度です。
あくまで保険は必要最低限にし、
不測の事態には現金で対応する予定です。
火災保険は賃貸に付随しており、賃料に含まれています。
補償額、範囲に不満はないためそのままにしています。
自動車保険はネット保険で対人、対物無制限の保険を利用しています。
それ以外に仕事関係の保険に1つ入っています。
我が家の全ての保険の料金は年間7-8万円程度です。
上記で紹介した保険料が高過ぎると言えます。
保険料を必要最低限にし、投資や貯金に回すお金を増やすことで
低-高確率で損失が低い出来事により備えることができると考えます。
まとめ
保険は低確率、大損失に備えるために利用することが重要です。
本当に必要な保険は生命保険、火災保険、自動車保険の3つだけです。
保険料を払い過ぎている場合は見直しが必要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。