NISAの長期投資では全世界株式や米国株式に人気が集まっており、王道の投資先と言えます。
一方、各証券会社のランキングの上位にインド株投資信託が位置しています。
近年のリターンは全世界株式や米国株式を上回っています。
インドはGDPや生産総人口が上昇しており、今後も持続することが期待されています。
https://dot.asahi.com/articles/-/229557?page=1
今回はインド株のリターンと低コストで行える投資方法を紹介します。
結論として
インド株は直近のリターンは優れており、低コスト(0.3-0.5%)での投資も可能になってきています。
インド株式のリターン
以下はインドの代表的な指数(NIFTY50)とS&P500(VOO)、全世界株式(VT)を比較しています。
出所 Googleファイナンス
インド株のリターンがS&P500や全世界株式を上回っていることがわかります。
直近5年間においても、約40%程度S&P500のリターンを上回っています。
リターンを重視する場合、魅力的な投資先の1つになると考えます。
低コストのインド株投資信託
ここ数年でインド株投資信託が増えており、低コスト化が進んでいます。
以下はインド株投資信託の信託報酬になります。
出所
信託報酬は約0.3%-0.5%となっており、長期投資しても許容範囲内のコストです。
各証券会社の売上ランキング上位にはiFreeNEXTインド株インデックスが入っています。
純資産額も多く、設定開始から1年以上経過しており実質コストが明確になっており、インド株の投資先として有力な候補になると考えます。
私の考えと実践方法
全世界株式と米国株式(S&P500)が王道の投資先です。
しかし、これらの投資先の米国の比率はとても高くなっています。
全世界株式の約63%が米国、S&P500はほぼ100%米国になっています。
米国への集中投資になるため、米国の景気や政策などの影響が良くも悪くも大きくなります。
一方、全世界株式におけるインド株の比率は約2%です。
分散投資の視点でインド株式は1つの候補になります。
ただし、新興国の株価は先進国などに比べ変動幅が大きくなると言われています。
私はインド株に投資をしていませんが、
インド株に投資するなら、サテライトとして一部に留めると思います。
株式による資産形成のコアとしては王道である全世界株式、米国株式が有力な候補であることは変わりません。
まとめ
直近のインド株のリターンは全世界株式やS&P500を上回っています。
低コストのインド株投資信託は信託報酬0.3-0.5%程度となっています。
サテライト投資としてインド株投資は有力な候補となり得ます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。