この保険、解約してもいいですか?
を読みました。
この本を読むことで保険に対する確かな知識と実践方法を学ぶことができます。
この本は保険の本ですが、新NISAやiDeCoも紹介されています。
お金を用意する方法として保険だけでなく投資が重要になっていることを再認識できました。
今回はこの保険、解約してもいいですか?
からの印象的な学びを紹介します。
保険で備えるのに向く3条件
保険で備えるのに向く3条件が紹介されています。
①めったに起きないこと
②自己資金では対応できない大金が必要になること
③いつ起こるかわからないこと
この3条件に適した例は自動車保険であり、
適していない例は老後の医療保険です。
自動車事故はいつ起こるか分からず、めったには起きないですが、起こった際の賠償金額は億を超える場合があり、自己資金では対応困難です。
一方、老後の医療は加齢に伴い頻回に起きやすくなり、健康保険で医療費の負担額は少なく、自己資金で補えます。
このように、保険には備えるのに向く条件があります。
たった1本の入るべき保険
この本では収入保障保険が1本の入るべき保険と紹介されています。
収入保障保険は子育て中の世帯主が死亡する事態に備えることになります。
子育て中の世帯主が死亡することは
いつ起こるかわかりませんが、通常ではめったに起きず、起きた際には家庭の収入源が減り、子育ての費用は変わらずに残ります。
よって、保険で備える条件に一致します。
収入保障保険では終身保険と比較すると
手数料が安く、時間経過に伴い保険金額が減少します。
子供が育つことで必要なお金の金額が減ることが大半であり、それにも対応できます。
私の考えと実践方法
この本では収入保障保険が必要な保険として紹介されています。
いつ起こるかわからず、めったに起きないが、
起こった際に大金が必要になることに対応できるのが収入保障保険だからです。
私の場合、ネット保険会社の掛け捨ての定期保険を利用しています。
家庭の金融資産額と子供の年齢に応じて、保険金額を調整しています。
ライフプラン表などで将来的に必要なお金や時期などを確認しておくと保険金額が調整しやすいです。
将来的に必要なお金が用意できたら
今入っている保険は解約する予定です。
著者の保険は入るほど損であり、
対応できるお金があれば、保険でなくても良いという考え方に賛同しています。
保険でかかっていた費用を新NISAやiDeCoに置き換えることも重要になってきています。
まとめ
この保険、解約してもいいですか?を読むことで
保険の基本的な知識と実践的な方法を学ぶことができます。
保険で備えるのに向く3条件以外は保険には不向きなため、保険は必要最低限に抑えることが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。