FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

効率的な資産形成法:新NISAでの長期投資戦略

新NISAは1800万円(年間360万円)を上限に利用できます。

 

旧NISAよりも利用可能額が大幅に増えたこと、非課税期間が無期限となったことで生涯を通じて利用することができるようになりました。

 

しかし、1800万円は大金であり、大半の方にとって全ての枠を利用するのは大変なことです。

 

今回は新NISAの利用の仕方について検討していきます。

 

結論として

非課税期間が無期限のため、無理のないペースで利用しつつ、投資元本を大きく、投資期間を長くすることが重要です。

 

 

新NISAは無理のないペースで利用する

新NISAから株式投資を開始する方は無理のないペースで利用することが重要です。

 

経験の少ない方が、いきなり大きく株式投資を始めると変動の激しさに耐えられない可能性があります。

 

以下は日経平均とS&P500の2024年初から8月上旬までの変動です。

出所 Googleファイナンス

 

 

年初からのリターンはプラスではあるものの大きく変動していることがわかります。

 

新NISAの非課税期間は無期限のため、

無理のない範囲で少額から始め、値動きの変動に慣れてきたら大きく利用することをおすすめします。

 

新NISAは長期投資が有効

新NISAの非課税期間は無期限のため、長期投資が有効となります。

 

株式は変動幅の大きい資産クラスです。

 

しかし、投資期間が長くなるほど、変動幅が少なくなり、リターンがプラス域に収束しやすくなる傾向があります。

 

金融庁から新NISAを利用する場合

長期•積立•分散

が推奨されています。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/guidebook_202307.pdf

 

新NISAで資産形成の効率性重視には

ある程度株価の変動に慣れた場合、

できるだけ早くから、大きく利用することが効率的です。

 

インデックス投資の年間リターンは約3-5%程度と言われています。

 

リターンを4%、投資期間を20年と仮定した場合

投資元本100万円では約119万円の利益となります。

 

投資元本1800万円では約2144万円の利益となります。

 

できるだけ投資元本を増やすこと、

できるだけ投資期間を長くすることが

新NISAの効率的な利用方法と言えます。

 

私の考えと実践方法

私は旧NISAから株式投資を開始し、コロナショックの経験もしました。

 

私にとっての無理のないペースは生活防衛資金を確保している状態です。

 

 

freefppt.com

 

そのため、新NISAはできるだけ早くから、大きく利用する予定です。

 

資金に余裕がある場合、

できるだけ大きな額で新NISAを利用します。

 

ただし、5年以内に使う予定があるお金は新NISAではなく、現金で保有します。

 

まとめ

新NISAの非課税期間は無期限のため、無理のないペースで利用することが重要です。

 

新NISAの効率的な利用方法としては投資期間を長く、投資元本を大きくすることが一案となります。

 

 

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※投資判断はご自身で行ってください。