FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計の考えをシンプルに伝えます

DIE WITH ZEROを読んで、お金と健康と時間のトレードオフを考えよう



私の好きな本にDIE WITH ZEROという

本があります。

 

 

この本を読んでからお金、時間、健康はトレードオフの関係にあることを痛感しました。

 

お金から最大限の価値を引き出すには時間と健康の関係を把握することが重要です。

 

今回はDIE WITH ZEROで学んだトレードオフについて重要なことを紹介します。

 

 

金-健康-時間のバランスが人生の満足度を高める

お金と健康と時間はトレードオフの関係性にあります。

 

以下の図がトレードオフを示しています。

 

出所 ビル•パーキンス DIE WITH ZERO

 

 

若年であれば時間と健康はありますがお金はないことが大半です。

 

一方、高齢であればお金と時間はありますが健康は損なわれている場合があります。

 

お金と時間と健康の全てが満たされることはほとんどありません。

 

これらの事実を把握した上でお金と時間の使い方を検討することが重要です。

 

金の価値を最大化できる年齢は26-35歳

お金の価値を最大限引き出すには若年の方が有利になることが多いです。

 

例えば

私の趣味にスノーボードがあります。 

 

20代前半の頃は1日に20回以上滑り降りできましたが

30代になると1日に10-15回滑り降りするのが精一杯になりました。

 

同じ料金を支払って体験できる数が減りました。

(インフレを考慮すると値段は上がるのでより早めの体験の方が有利)

 

特に身体を使う体験は若年の方が価値を引き出しやすい傾向にあると考えます。

 

加えて、若年期での経験は自己投資や思い出としての付加価値がつきます。

 

これらのことからも若年の方がお金から価値を引き出しやすいと言えそうです。

 

著者はお金の価値を最大化できる年齢は26-35歳

と述べています。

 

一般的には退職後が1番お金を使えると思っている方が多いと思います。

 

お金は若年で価値が高く、高齢になるにつれて価値が低くなるという特性があります。

 

自分にとってやりたい優先順位の高い経験はできるだけ早くに体験することが重要となります。

 

私の場合

物よりも体験を常に優先しています。

家族や親しい友人との旅行や趣味は最優先、最短で体験できるように調整しています。

 

金融資産への投資において投資時期が早いほど複利が利きやすく有利です。

 

しかし、自分がやりたいことをやらずに

お金を増やしても人生の満足度は下がってしまう

リスクがあります。

 

よって、自分にとって優先順位の高い重要な経験はなるべく早く体験し、優先順位の低いことはなるべく減らすといった取捨選択が重要と考えます。

 

 

人生で1番大切な仕事は思い出作り

人生最後に残るのは思い出と著者は述べています。

 

人生で1番大切な仕事は思い出づくりと聞くと

本当?

と疑問を浮かべる方も多いと思います。

 

私は仕事でご高齢の方や末期の病気の方と関わることがあります。

 

そういった方々は最近のことよりも、若い時のことをよく話します。

 

何かの体験をした後、

体験のことを思い出し幸福度が上がることを記憶の配当と著者は述べています。

 

 

出所 ビル•パーキンス DIE WITH ZERO

 

たくさんの体験をすることで記憶の配当が増えていきます。

 

記憶の配当を多く得るためにはできるだけ早い時期に体験することが重要になります。

 

一般的には高齢に伴い健康を維持するのが徐々に難しくなります。

 

健康が維持できないとお金と時間を有効活用して様々な体験をすることが難しくなります。

 

そうなった時に記憶の配当はより重要度が高まる

と考えられます。

 

まとめ

お金と健康と時間はトレードオフの関係にあります。

 

お金の価値を引き出しやすいのは若年であり、

若年での経験は記憶の配当も得られるためとてと有効であると考えます。

 

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