資産形成を行うには収入を増やす、支出を減らす、運用利益を上げるのどれか(もしくは複数)を行う必要があります。
大半の方にとって難易度が低いのは支出を減らすことです。
しかし、全ての支出を減らすと良いかというとそうでもありません。
今回はやって良い節約と悪い節約について検討していきます。
結論として
良い節約は使ってないサブスクや保険の見直し等、悪い節約は食費や趣味などの支出を減らすことです。
良い節約
良い節約の代表としては固定費の削減が挙げられます。
使用頻度の少ないサブスクや過大な保険などを見直すことで支出を減らすことができます。
これらの支出は減らしたとしても、生活に大きな影響を与えることはありません。
スマホ料金の見直しも同様です。
安いプランに変えると多少のデータ通信速度や電波の入り具合に差が出る可能性がありますが、大半の方にとっては大きな問題はないと思います。
スマホ料金は月の支払いが4000円以上の方は見直しを検討しても良いかもしれません。
これらの固定費は一度見直すことで効果が持続するため、コスパやタイパが良いとも言えます。
やって悪い節約
悪い節約としては食費や趣味の支出を減らすことです。
節約と聞くと食費を抑えようとする方が少なくない印象があります。
もちろん外食の機会を減らし、自炊すること等は有効だと思います。
しかし、大半の方は値段の高い野菜や果物を減らし、値段の安いカップラーメン等を増やす方法を選択しがちです。
短期視点では支出を減らせますが
長期視点では健康を損ねる可能性が考えられます。
健康は人的資本(稼ぐ力)に直結します。
例えば、
若年で病気になり働ける期間が減ると
人生全体の収入は大きく低下します。
食事は健康に直接影響するため、食費の節約はあまり好ましくないと考えます。
加えて、趣味の支出を減らすことも好ましくないと考えます。
DIE WITH ZEROで紹介されているように
若いほどお金から価値を引き出しやすくなり、
良い経験は思い出の複利が働きやすくなります。
そのため、趣味等の好きなことに対しては積極的に支出をした方が良いと考えます。
私の考えと実践方法
お金は使ってこそ価値を引き出せるため、
メリハリをつけることが重要と考えます。
良い節約を増やし、悪い節約を減らすことが重要です。
私の場合
保険料やスマホ料金、自動車所有など固定費の見直しは全て行い、年間で数十万円の支出を減らすことができました。
一方で、家族や友人との食事や旅行などの支出は容認しています。
現在を楽しみつつ、将来に備える(選択肢の確保)の両立ができていると実感しています。
まとめ
良い節約は使用頻度の少ない固定費を減らすこと
悪い節約は食費や趣味への支出を減らすことと考えます。
支出を減らすにはメリハリをつけることが重要と考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。