日本人の平均寿命と健康寿命をご存知ですか?
平均寿命はメディアなどで取り上げられる機会があるので知っている方も多いと思います。
一方の健康寿命はあまり知られていない印象があります。
長期投資を行う場合は平均寿命よりも健康寿命が重要になると考えます。
長期投資でお金が増えても、健康でないとお金を有効に使えないからです。
今回は健康寿命と長期投資について検討していきます。
結論とした
健康寿命を意識した上で長期投資を行い、
お金の使い時を逃さないようにすることが重要です。
健康寿命と平均寿命
令和4年の厚生労働省の調査によると
日本人の平均寿命は
男性が81.05歳、女性が87.09歳です。
女性の方が長生きなのはご存知の方が多いと思います。
ベストセラーとなったライフシフトでは
先進国の男女の寿命が年々伸びており、いずれ寿命は100年を超えることから
人生100年時代が近づいていると述べられています。
一方の日本人の健康寿命は
男性が72.68歳、女性が75.38歳です。
健康寿命は健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と言われています。
健康寿命と平均寿命では差がある点は意識すべきです。
健康寿命がお金を有効に使える目安
健康が損なわれるとお金を有効に使えなくなる可能性が高まります。
DIE WITH ZEROで健康とお金と時間はトレードオフの関係にあると紹介されています。
お金を使う場合は平均寿命ではなく、健康寿命を目安にした方が有効に使える可能性は高いと考えます。
長期投資と寿命の関係
長期投資は株式投資の難易度とリスクを減らす最良の方法であると考えます。
長期投資では平均回帰性と複利が働くためです。
出所
しかし、長期投資でお金が増えても有効に使えないと価値は低下します。
お金から価値を有効に引き出すためには
使える時に使うことも必要です。
過剰な長期投資はお金を有効に使えなくなるリスクが上がる可能性は意識すべきです。
私の考えと実践方法
平均寿命と健康寿命では健康寿命を意識すべきと考えます。
加えて、健康寿命を減らさないために自分でできる最低限の健康維持はする必要性があると考えます。
私の資産形成方法はインデックス投資が主であり、
長期投資が前提です。
しかし、自分の価値観に沿ったことであれば
お金は株式投資よりも優先的に使って良いと考えています。
お金は使わないと価値を引き出せません。
しかし、お金を使い過ぎてしまうと将来の選択肢を狭めてしまう可能性があります。
アリとキリギリスのように極端に使う、使わないという状況を意識的に避けることが一案と考えます。
まとめ
平均寿命と健康寿命には差があります。
お金を使う場合は健康寿命を意識すべきと考えます。
長期投資は株式投資の難易度とリスクを下げますがお金の価値を引き出しづらくなるリスクは上がる可能性は意識すべきです。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。