樺沢紫苑先生の3つの幸福という本をご存知ですか?
幸福は健康、繋がり、お金に分けられると著者は述べています。
世間的には幸福はお金と強い関連性があると思われていますが、それが全てではないと明らかにしています。
今回は3つの幸福を読んで、学んだことを紹介します。
結論として、
3つの幸福は健康→繋がり→お金の順に満たすことが重要です。
幸福の理論とは
以下の図をみると下の段が健康、真ん中の段が繋がり、上の段がお金となっています。
出所
https://kabasawa3.com/blog/socialmedia/three-happiness
下の段が安定しないと上の段が不安定になると著者は述べます。
例えば、お金がたくさんあっても不健康であればそのお金を有効に使えません。
また、不健康であれば家族や友人との交流の機会が限定されてしまいます。
これらのことからまずは健康を整えることが重要です。
健康に最低限必要なこと
健康に必要なことは睡眠、運動が誰しもにとって重要であると著者は述べます。
具体的には睡眠は1日6時間以上、可能であれば7時間です。
運動は週150分、1日では約20分程度が必要です。
この睡眠、運動が確保できていないと病気のリスクが高まると科学的に明らかになっています。
健康についての誰しもが必要な最低限の量になるので必ず達成したいところです。
私は両方とも達成しています。
この両方ができてない日は明らかに自分のパフォーマンスが下がることを自覚しています。
自分のパフォーマンスが下がり、残業など仕事の時間が増えると睡眠や運動の時間を確保できなくなるといった悪循環が生じます。
よって、まずは睡眠と運動の時間を優先的に確保することをおすすめします。
お金による幸福は持続しない
以下の図は年収と幸福度の関係性を示したものです。
出所
https://ddnavi.com/serial/728475/a/
年収が800万安程度までは幸福度は上昇していきますが、それ以降は年収が上がっても幸福度は上がりづらくなります。
つまり、幸福にはお金はある程度必要ですが追い求めすぎるのも良くないと言えそうです。
また、お金やモノによる幸福感はすぐに減少することが科学的に明らかになっています。
一方で人とのつながりや健康による幸福は減少したらないことがわかっています。
これらのことからもお金よりも健康や繋がりを重視するという幸福の理論が成り立つと考えられます。
まとめ
3つの幸福を読んで学んだこととして、健康→繋がり→お金の順に満たしていくことが重要です。
健康には睡眠と運動が必須事項です。
お金による幸福は持続しづらい反面、健康やつながりによる幸福は持続しやすいです。
3つの幸福は健康、繋がり、お金に対する正しい考え方を学べるため一読の価値がある良書です。