新NISAはできるだけ早く、大きく利用することが有利と言われています。
しかし、この新NISAの利用可能額は年間360万円、上限1800万円と大金が必要になります。
今回はできるだけ早く、大きく新NISAを利用する利点と欠点について検討します。
結論として
新NISAをリスク許容範囲内で早くから大きく利用することで様々なお金の問題の解決につながる可能性があります。
新NISAを早く、大きく利用する利点
新NISAを早くから大きく利用する最大の利点は投資期間を長く取れることです。
投資期間が長くなるほど、複利の力が強まります。
以下は単利と複利の違いを表しています。
出所
https://www.google.co.jp/amp/s/media.rakuten-sec.net/articles/amp/37775%3fpage=5
例えば
新NISAの上限額1800万円をリターン4%で
10年、20年、30年と複利で運用した場合
10年で約2664万円(+864万円)
20年で約3943万円(+2143万円)
30年で約5838万円(+4038万円)
となります。
20年以上、新NISAを満額で利用できれば
老後のお金の問題の大半は解決できる可能性が高いと言えます。
また、投資期間が長くなることで
平均回帰性が働きやすくなり、変動幅が減り、
リターンはプラス域に収束する傾向があることがわかります。
出所
穂高唯希 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
できるだけ早く始めることが、リスク、リターン共に良い結果につながる可能性が高いと言えます。
新NISAを早く、大きく利用する欠点
投資元本が大きくなることで変動額が大きくなります。
あなたが耐えられない変動であるならば要注意です。
例えば
10%株価が下落した場合
投資元本100万円では−10万円
投資元本1800万円では−180万円
となります。
投資元本が大きくなるほど、変動額が大きくなるためリスク許容度を確認することが重要になります。
特に、退職で収入が減る場合には
リスク許容度が変わる可能性があるため注意が必要です。
私の考えと実践方法
投資元本が大きくなることで良くも悪くも変動幅が大きくなります。
将来的な株価はプロにもわからないと言われているため、兼業の素人にはわかるわけがありません。
そうなると、投資期間を長くすることが最良の手段になると考えます。
リスク許容範囲内で新NISAをできるだけ早くから、大きく利用することが有効と考えます。
私の場合
新NISAは5-10年程度で満額利用し、
基本的にはBuy&Holdで売らずに、長期運用を予定しています。
お金が必要なことがあれば、必要な額だけ部分的に解約して、空いた枠は翌年以降に再利用していきます。
まとめ
新NISAをできるだけ早くから、大きく利用することで様々なお金の問題の解決につながる可能性があります。
投資元本が大きくなることで変動額が大きくなるため、リスク許容度の再確認が必要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。