資産形成期には配当が出ない投資信託が効率的です。
しかし、高齢になり自分年金や生活費に使う場合には高配当株やETFが候補になります。
高齢になり判断力が低下する可能性を考慮すると個別株よりもETFや投資信託の方が管理が楽であり、有力な候補となります。
今回は米国株の高配当ETFとその特徴を紹介します。
結論として
投資期間や目標利回りにより最適なETFが異なります。
米国高配当ETFと特徴
米国の高配当ETFは3つあります。
①VYM
②HDV
③SPYD
各ETFで利回りや分散の程度が異なります。
出所
穂高唯希 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
また、各ETFでセクター構成も大きく異なっています。
出所
穂高唯希 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
各ETFにおいて手数料は0.1%以下であり、長期保有に適した商品です。
米国ETFは新NISAでは完全非課税にはならないため注意
新NISAの成長投資枠で米国ETFを購入することができます。
新NISA口座での配当は非課税ですが、外国ETFの場合は一部課税されます。
日本での約20%の課税は0になりますが、
米国での約10%の課税は0になりません。
この課税を0にするには、東証に上場してある類似のETFや投資信託を選択することが必要になります。
私の考えと実践方法
日々の支出を補うのが主目的の場合は高配当株ETFが適していると考えます。
一方、老後資金の準備など将来的な資産増加が主目的の場合は配当を出さない投資信託の方が適していると考えます。
配当の有無で長期的な資産価値に大きな差が生じるためです。
出所
ジョン•C•ボーグル インデックス投資は勝者のゲーム
高配当ETFでは
投資期間が短い場合は、運用利回りが良いSPYD
投資期間が長い場合は、基準価額の上昇も期待できるVYMが適していると考えます。
私の資産形成期が終わり、日々の支出を補う場合、
この3つのETFではVYMを選ぶと思います。
利回りは1番低いですが、広範囲に分散されており、基準価額の上昇する可能性が最も高いためです。
まとめ
高配当ETFの候補としてVYM、HDV、SPYDが挙げられます。
投資期間や利回りによりあなたの目的に適したETFを選ぶことが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。