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ボーナスの使い道を考える:金融資本と人的資本への投資

大半の企業では夏期のボーナスの時期になってきました。

 

2024年のボーナスは上がっている企業が多いようです。

finance.yahoo.co.jp

 

あなたはボーナスの使い道は決まっていますか?

 

私のボーナスの使い道は人的資本、金融資本への投資に使いたいと思っています。

 

今回は一般的なボーナスの使い道とその有効性について検討していきます。

 

結論として

ボーナスの使い道は貯蓄とローン返済も良いですが、人的、金融資本への投資も行うべきです。

 

 

ボーナスの使い道ランキング

以下のサイトに各年代のボーナスの使い道が紹介されています。

www.nomura-am.co.jp

 

各年代でボーナスの使い道は多少異なりますが

貯蓄、ローン返済、旅行が多くなっています。

 

日本人の平均的なポートフォリオでは預金が半分以上を占めており、ボーナスの使い道の上位に貯蓄が位置するのも納得できます。

 

 

freefppt.com

 

ローンの元本を減らすことで、支払い金額が減ります。

 

ローン返済はマイナスのキャッシュフローを減らせる方法です。

 

資産価値の維持には投資>貯蓄•ローン返済

インフレや円安を考慮すると貯蓄よりも投資の方が資産価値の維持につながる可能性が高いと考えます。

  

 

インフレや円安により現在の1万円が

20-30年後には1万円以下の価値になっている可能性が高いです。

 

また、高金利のローン返済は利に叶ってはいますが、低金利のローンでは、長期間かけて返済することが有利になる場合もあります。

 

ローン返済よりも高い金利が期待できる方法がある場合、ローンの返済は最低限にして投資を進めることも一案となります。

 

人的資本に投資する重要性

ボーナスをもらっている大半の方の最も価値の高い資産は自分自身である可能性があります。

 

令和4年の調査によると

日本人の年収の平均値は約458万円、

中央値は約396万円

となっています。

 

400-450万円の収入を金融資本から得るには

年間利回りが4-5%で1億円必要になります。

 

株式では配当などには約20%の税金がかかるため、より多くの金融資本が必要になります。

 

1億円以上の金融資本を持っている世帯は日本の全世帯の約2.74%です。

 

 

出所

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0301_1

 

大半の方にとっては給与を得る人的資本の維持、向上が重要になります。

 

私の考えと実践方法

私のボーナスの使い道は3つです。

①新NISAへの投資

②人間ドックの受診

③家族や友人との思い出作り

 

金融資本への投資としては新NISAが最も有効と考えます。

 

新NISAは非課税期間が無期限であることから

できるだけ大きく、長く、早く使うことが有効です。

 

 

freefppt.com

 

会社の健康診断では問題はなく、

病気などの自覚的症状はありませんが

定期的に詳細な人間ドックを受けています。

 

今回は脳ドックを初めて受けます。

jbds.jp

 

同年代の方が脳の病気によって入院する場面に立ち会いました。

 

一般的には脳の病気は高齢になるほど起こりやすいですが、先天的な異常などで若年で起こることもあります。

 

先天的な異常の場合は脳ドッグなど専門的な検査をしないとわからず、病気が起きてからわかることが大半です。

 

病気により、長期的に働けなくなると、稼ぐ力が弱まり、人的資産の価値が下がってしまう恐れがあります。

 

それを防ぐために、問題がないうちに脳ドッグをして確認することが、人的資本の維持にもつながると考えます。

 

お金から価値を引き出すには若いほど有利になります。

 

若いほど同じ金額で多く楽しめることや

楽しいことを思い出す、記憶の複利効果が得られるためです。

 

また、若いうちに様々な経験をすることが人的資本の価値向上に繋がる可能性もあります。

 

 

freefppt.com

 

ボーナスのお金の使い道の上位に旅行が位置しているのも納得できます。

 

まとめ

ボーナスの使い道の上位には貯蓄やローン返済が位置していますが投資も検討して良いと考えます。

 

ボーナスを金融資本、人的資本に使うことは有効と考えます。

 

 

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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。

※投資判断はご自身で行ってください。