世界一やさしい投資信託•ETFの教科書1年生を読むことで投資信託とETFを使った資産運用の方法を理解でき、即座に実践できます。
この本は図解が多く、シンプルでわかりやすく、必要な情報が網羅されています。
日本人のインデックス投資による資産形成の本ではこれを読んでおけばOKと自信を持っておすすめできます。
この本からの学びについて紹介します。
運用方針が最重要
株式投資というと株式や債券などの資産クラスの割合や実際の商品に意識が向きやすいです。
しかし、それよりも始めに運用方針をしっかりと立てることが重要と著者は述べています。
運用方針を立てるにはライフプランを確認する必要があります。
ライフプランとしては
賃貸か持ち家か
結婚、出産の時期、子供の数
自動車や保険
など人生において大きな支出が伴うことに対して
どのように考えるかを明確にしておくことが重要です。
ライフプランからどの程度のお金が必要であり、
どの程度のリスクとリターンが必要かにより資産クラスの割合(アセットアロケーション)を決めます。
資産クラスの割合を決めたら、あとは具体的な投資信託やETFを選び、ポートフォリオを組んでいくことになります。
つまり、重要度、優先順位として
①運用方針を決める
②アセットアロケーションを決める
③ポートフォリオを決める
になります。
おすすめの投資信託やETF
この本で紹介されている投資信託やETFは王道のeMAXISSlimシリーズやvanguardのETFに加えて、
セクターETFやアクティブファンドもあります。
様々な商品が紹介されていますが、
どの商品も同じタイプの商品と比べ手数料が低いものが多いです。
紹介されている商品から自分の運用方針に合致したものを選び、長期投資できれば運用成績の向上を期待できます。
インデックス投資の基本知識
リスクとリターン、複利、アセットアロケーション、分散投資など
インデックス投資を実践するために必要な知識を学べます。
これらの投資の基本知識を持つことが長期投資の実践につながると考えます。
新NISAやiDeCoの活用方法
新NISAやiDeCoは非課税口座であり、上手く使うことで資産形成が有利になります。
新NISAやiDeCoの基本からメリット、デメリット、実践方法まで網羅されています。
私の考えと実践方法
この本で紹介されているように
株式による資産形成は運用方針から資産配分を決定し、新NISAやiDeCoなどの有利な制度で投資信託やETFを購入し、売らずに保有することです。
あとは積立を続けるだけで資産形成は完了です。
積立を続けることがインデックス投資の難しい所ですが、この本を読み、インデックス投資についての理解を深めれば長期投資ができる確率を上げれると考えます。
また、この本で紹介されているシンプルな方法よりも良い成績を上げるのは運用のプロでも難しいと考えます。
最後に様々な投資信託、ETFが紹介されていますが著者と同様に
eMAXISSlim全世界株式かS&P500が選択肢の上位になると考えます。
まとめ
世界一優しい投資信託•ETFの教科書1年生はインデックス投資に対する情報が網羅されています。
加えて、運用方針の決め方や新NISAやiDeCoなどよ制度についての必要な知識を得ることができます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。