新NISAは資産形成に対して利点が多く、資産形成期の方は利用すべき優れた制度です。
一方で新NISAにも欠点があります。
新NISA口座では損益通算ができないことです。
損益通算ができないことはどんな欠点になるのか、
また対策について検討していきます。
結論として
新NISA口座は出口時点での利益がプラスでは利点、マイナスでは欠点となり、長期投資や分散投資が重要となります。
新NISAは損益通算できない
NISA口座は新旧ともに損益通算ができないという欠点があります。
損益通算はその年の利益と損失を相殺することです。
損益通算をすることで税金を安くすることができます。
一般や特定口座では最長で3年間損失を繰り越すことができます。
出所
この損益通算が新NISA口座では行うことができません。
損益通算できないため、出口では利益プラスが必要
新NISAは損益通算ができないため、売却する際に利益がプラスになっていることが重要です。
利益がプラスになっていれば新NISAの最大の利点である非課税の恩恵を受けることができます。
利益がマイナスになっていると損益通算ができないため、新NISAの利点はなくなり、欠点だけになります。
新NISAでは長期•分散投資が重要
株式はリスク(変動幅)が大きい資産クラスです。
短期ではプラスにもマイナスにも大きく変動します。
しかし、過去のデータでは長期では利益はプラス域に収束しています。
出所穂高唯希 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
新NISAで損益通算ができないという欠点は長期投資をすることで回避できると考えます。
私の考えと実践方法
新NISAは損益通算できないため、出口では利益がプラスになっている必要があります。
出口で利益がプラスになるには長期投資と分散投資が重要と考えます。
非課税は利益が増えるほど恩恵が大きくなります。
投資信託やETFよりも個別株の方が利益は大きくなりやすいです。
しかし、個別株では企業が倒産してしまった場合資産価値が0になります。
そうなると損益通算できないという新NISAの欠点による影響が大きくなります。
そのため、広範囲に分散された投資信託やETFの方が新NISAでは適している考えます。
広範囲に分散されることで企業の栄枯盛衰の影響を減らし、長期投資しやすくなります。
私の場合
新NISAでは全世界株式やS&P500などの広範囲に分散された投資信託のみを保有しています。
急にお金が必要になった場面を除き
買い持ちし続ける(Buy&Hold)計画です。
まとめ
新NISAの欠点として損益通算ができないことが挙げられます。
新NISAは出口で利益がプラスになっていることが重要です。
利益をプラスにする可能性を上げるには長期投資と分散投資が必要と考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。