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インデックス投資の利点と欠点を考える

2024年から新NISAが始まりました。

 

新NISAでの資産形成方法は大半の方にとってインデックス投資が有効と考えます。

 

インデックス投資は株式投資の大原則である

低コスト、分散、長期投資

が簡単に実現できるからです。

 

今回はインデックス投資の利点と欠点について考えていきます。

 

結論として

インデックス投資は再現性の高い王道の資産形成方法ではありますが、時間がかかり退屈です。

 

 

インデックス投資の利点

インデックス投資の利点は3つあります。

①投資の大原則を簡単に満たせる

②手間がかからない

③平均点はとれる

 

①投資の大原則は低コスト、分散、長期投資です。

 

 

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これらを満たすことで資産形成の成功確率が上がります。

 

例えば 

私も投資しているeMAXISSlimシリーズの世界株式は維持コストが約0.05%であり、世界中の国や企業に分散されています。

 

 

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分散されていることで市場サイクルの変化や景気変動に伴う企業の価値の変動に適応でき長期投資の実践につながると考えます。

 

②インデックス投資は積立と対象商品を選択するという初期設定を行うことであとは自動化できます。

 

つまり、ほったらかしで投資可能です。

 

加えて、NISAやiDeCoなどの非課税口座を利用すると有利に資産形成が可能です。

 

③インデックス投資はプロが運用するアクティブファンドよりも80%程度勝率が高いという報告が多数あります。 

 

ほったらかし投資でプロに勝てる、平均点が簡単に取れるのは純粋にすごいことです。

 

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インデックス投資の欠点

インデックス投資の欠点は2つあります。

①資産形成に時間がかかる

②退屈

 

①インデックス投資の平均運用利回りは年約4-5%と言われています。

 

72÷運用利回り

で元本が倍になるまでの年数が計算できます。

 

72÷4=18

元本が倍になるまで18年間かかります。

 

インデックス投資での資産形成は時間がかかります。

 

FXや個別株などで大当たりすれば短期間でお金を増やすことができます。

 

しかし、再現性が乏しく、お金が急激に減るというリスクも高いです。

 

②インデックス投資は初期設定をすればあとはやることがありません。

 

急に資産が増えるということもほとんどないため、

開始して間もない時は資産形成をしているという実感も少ないです。

 

インデックス投資は良くも悪くも退屈です。

 

インデックス投資はこんな人に向いている

インデックス投資は手間がかからずに、プロの大半よりも好成績が得られる優れた資産形成方法です。

 

資産形成に時間をかけたくない人

普段忙しい人

将来的なお金の不安を解消したい人

にインデックス投資は向いていると思います。

 

インデックス投資は初期設定のみで完結するため

日々時間をかけずに資産形成が可能です。

 

長期投資をすることで平均回帰性や複利を活かせるため資産増加の可能性が高まり、将来的なお金の不安を解消することにつながります。

 

これらの方にとってはインデックス投資は向いていると考えます。

 

短期間でお金を増やしたい方や日々の資産価値の変動を強く楽しみたい方にとっては不向きであると考えます。

 

私の場合

資産形成に時間がかかっても良いので

資産形成の成功確率の高さ(再現性)や手間のかからなさを重視しています。

 

私にとっての資産形成方法はインデックス投資が向いていると考えています。

 

まとめ

インデックス投資の利点と欠点を紹介しました。

 

インデックス投資は資産形成に時間はかかりますが、手間がかからずに平均点を簡単にとることができます。

 

忙しい方や将来的なお金の不安を解消したい人にとっては有力な方法となると考えます。

 

 

 

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