私の本業はPT(理学療法士)であり、理学療法(いわゆるリハビリ)の方法の1つに運動があります。
そのため、日頃から運動に対する質問をよく受けます。
今回、運動はいつやるのが1番良いの?
という質問を受けました。
あなたはどう思いますか?
運動は食前と食後で効果が異なります。
また、運動をやらない方が良い時間もあります。
今回は運動に行うべき時間と効果について紹介します。
結論として
運動不足は誰しもが解消すべきであり、運動の行うべき時間は目的で異なります。ただし、寝る前の運動は避けた方が良いです。
運動はやらないよりやった方が良い
大前提として、運動はやらないよりやった方が良いのは明らかです。
運動と健康は密接な関係性があります。
運動不足により心臓や脳、糖尿病等の様々な病気になる可能性が上がることが様々な研究で明らかになっています。
世界保健機関(WHO)による運動不足の定義は
1週間の運動時間が150分以下
とされています。
あなたは週に150分の運動をできていますか?
WHOや厚労省によると約3人に1人が運動不足という報告があります。
質よりもまずは量を確保するのが重要です。
運動不足は様々な病気の可能性を上げてしまうことから、長期投資や iDeCoといった資産形成にも悪影響を及ぼします。
資産形成を行う方や興味のある方は
資産形成と共に運動不足解消に取り組むことをおすすめします。
食後の運動の効果
筋トレをする場合は食後の運動が効果的と言われています。
食後であれば血糖値やエネルギーが充足されています。
エネルギーが足りない状態での運動は筋肉を分解しやすいと言われています。
よって、筋トレの効果を多く得るには食後の運動が良いと言えます。
食前の運動の効果
食前は血糖値や糖質が低い場合が多く、
脂肪を燃焼しやすくなるという報告が多くあります。
加えて、空腹時は成長ホルモンが分泌されやすいと言われています。
成長ホルモンは疲労回復や脂肪燃焼、血行促進などの効果があると言われています。
ダイエットの視点では食前の運動が効果的と言えそうです。
ただし、運動では痩せづらいという事実もあります。
運動は健康に対して明確に良い効果があります。
一方で、ダイエット効果を強く求めるのはなんとも言えないというのが正直な感想です。
食前と食後では運動の効果は異なるため、何を目的にするかでやるべき時間は異なります。
運動がダメな時間
運動が明確にダメな時間があります。
それは寝る前などの深夜です。
運動は交感神経を優位にします。
一方で眠るときは副交感神経が優位になります。
つまり、寝る前などの夜遅くに運動をすると睡眠に悪影響を及ぼす可能性が高まります。
最近は24時間のジムなどが増えていますが
寝る前や夜遅くの運動は控えた方が良いと考えます。
まとめ
運動不足は様々な病気の可能性を上げてしまうため、運動不足解消は必須事項と考えます。
食前はダイエット、食後は筋トレ(筋肉量増加)の効果が得られやすいと言われています。
寝る前の運動は睡眠に悪影響を及ぼすため避けることをおすすめします。
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