iDeCoは上手く利用することで非課税での資産形成と節税の効果を得ることができます。
しかし、iDeCoは新NISAと比べると60歳まで換金できない資金拘束など制約があります。
iDeCoの資金拘束を考慮すると健康に投資しない方はiDeCoを利用しない方が良いと考えます。
今回はiDeCo利用するための健康面への投資について検討していきます。
結論として
iDeCoを有効に利用するには健康への最低限の投資が必要です。
iDeCoと健康の関係
iDeCoは個人方確定拠出年金です。
年金であるため60歳まで換金ができません。
良くも悪くも長期投資が必須となります。
60歳の換金できる時点で健康を維持できていないとお金の価値が落ちてしまう可能性があります。
例えば
iDeCoを利用して60歳の時点で1000万円資産価値が増えても、病気により動けなくなってしまうと
お金を好きなことに対して使うことができなくなってしまう可能性があります。
私の本業は理学療法士であり、健康を害した人が対象となることが多いです。
お金がいくらあっても健康でないとお金をうまく使えないという事例をたくさん知っています。
名著DIE WITH ZEROにおいて
お金と健康と時間はトレードオフの関係になり
全てが満たされることは少ないと述べられています。
長期投資を義務付けられるiDeCoを利用する際には
資産運用の視点に加え、お金を使う際に健康であるという自己投資が重要と考えます。
最低限の健康面への投資
健康への投資として最低限するべきことは3つあります。
①週150分程度の運動
②1日6時間以上の睡眠
③身体に良い食事
特別なことは何もなく、
この3つの健康に対する効果は異論はないと思います。
私の専門分野は運動なので睡眠と食事については
他分野の専門家の著書の内容をご参考にして下さい。
運動と健康の関連性
WHO(世界保健機関)による運動不足の定義は
週150分以下です。
厚労省の調査によると日本人の3人に1人が運動不足と言われています。
あなたは週150分の運動をしていますか?
科学的に運動不足は健康に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
具体的には
糖尿病や心臓、脳、精神の病気になる可能性が上がると言う研究報告が数多くあります。
運動不足により健康でいられる可能性が減ると言うことはiDeCoによる長期投資の有効性が減ることに繋がります。
健康でないとお金を好きなことに使えなくなるからです。
加えて、運動は疲労軽減効果や集中力改善効果もあると言われています。
近年のベストセラーであるスマホ脳において
集中力を改善するには運動が効果的であることが紹介されています。
健康や日々の生活の充実に対して、運動は必須事項です。
私の実践記録
私はiDeCoを利用しています。
iDeCoによる資産形成したお金を有効に使えるようにするために睡眠、運動、食事の最低限の健康維持は意識的に行なっています。
週150分の運動と1日6時間以上の睡眠はどんなに忙しくても死守しています。
運動と睡眠が不足すると日々の生活の充実度が下がることを経験しています。
まとめ
iDeCoは年金であり、長期投資が必要になります。
長期投資での資産形成を有効に行うには最低限の健康維持が重要です。
最低限の健康維持として運動、睡眠、食事が重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。