FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

科学的に正しい誰でもできるダイエットの基本

先日、仕事中に痩せる方法を聞かれました。

 

私の本業はリハビリを行うPTであり、運動療法が

方法の1つであるからよく聞かれます。

 

運動をしても痩せないのはなぜか

で紹介したように運動で痩せる可能性は低いです。

 

今回は痩せるために科学的に明らかになっていることを紹介します。

 

結論として

十分な睡眠をとり、超加工食品の摂取量を減らすことがダイエットの基本と考えます。

 

 

運動は痩せない

運動をすると消費カロリーは増えます。

 

しかし、1日の合計の消費カロリーは変わらないと 言われています。

 

これは運動で消費したカロリー分を

生活に必須ではない機能(脾臓や免疫系)が抑制される

身体の働きがあるためです。

 

つまり、運動して消費カロリーを増やしても1日の合計消費カロリーには変動がありません。

 

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これらのことから運動はダイエットには不向きです。

 

運動は健康維持や脳のパフォーマンスを上げるには必須です。

 

しかし、ダイエットという視点では大きな効果は得られづらいと考えます。

 

消費カロリーを増やすのではなく、

摂取カロリーを減らすことがダイエットには重要です。

 

超加工食品は太りやすい

NOVA分類をご存知ですか?

 

出所  

https://ddnavi.com/serial/878905/a/

 

食品を4グループに分けています。

 

グループ①野菜や果物、魚、卵など未加工食品

グループ②植物油、砂糖バターなど加工食材

グループ③缶詰、シロップ漬けの果物

グループ④人工の調味料や甘味料、保存料等で加工された食品

 

アメリカのテヘラン医科大学の研究で

グループ4の超加工食品の摂取量が多いと

肥満のリスクが26%高くなるという報告があります。

 

超加工食品の特徴は

常温で保存可能であり日持ちする

脂肪や塩分砂糖が多く含まれる

食物繊維やタンパク質が少ない

が挙げられます。

 

具体的には

スナック菓子やカップラーメン、ケーキ、

砂糖入りの清涼飲料等です。

 

また、超加工食品は癌のリスクを上げることが

科学的に明らかになっています。

 

よって、ダイエットにも健康にも超加工食品は

なるべく食べないことが有効となります。

 

睡眠不足は太りやすい

睡眠不足になると

食欲を増進させるホルモンが増え

食欲を抑制するホルモンが減ると言われています。

  

睡眠不足では食欲が増すことで

摂取カロリーが増えてしまう可能性があります。

 

夜勤の看護師さんと話をすると

夜は無性にデザートが食べたくなると言う方が

多いです。

 

これも睡眠不足と関係している可能性が考えられます。

 

コロンビア大学の睡眠と肥満の関係の研究で以下の報告があります。

睡眠時間7時間と比べ肥満の割合が

睡眠時間6時間で23%アップ

睡眠時間5時間で50%アップ 

睡眠時間4時間で73%アップ

 

出所 樺沢紫苑  ブレイン•メンタル強化大全

 

つまり、睡眠不足は肥満の原因になるため

睡眠時間の確保はダイエットには必須です。

 

睡眠時間が6時間以下になると

病気になりやすく、死亡率が上がることがわかっています。

 

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よって、ダイエット、身体の健康を考えると6時間以上の睡眠は必須となります。

 

まとめ

ダイエットには運動のみでは効果が得づらい可能性が高いです。

 

摂取カロリーを減らすに当たってはNOVA分類を参考にグループ④の超加工食品の摂取量を減らすことが重要です。

 

睡眠不足はダイエット、健康に対して不利なため

6時間以上の睡眠は必須になります。

 

 

 

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