全世界株式の投資信託で最も人気のある
eMAXIS Slim全世界株式(以下オルカン)を
証券会社によって保有しているだけでポイントを
もらえるサービスが始まっています。
運用利回りとは関係のない確実なプラス利益なので
無視はできないです。
しかし、証券会社を乗り換えてまで
行う程ではないと考えます。
今回はオルカンの投資信託保有ポイントの概要と
重要視すべきではない理由を考えていきます。
結論として
ポイントはおまけであり、重要視するほどの大きな差はないと考えます。
オルカンの投資信託保有ポイントについて
オルカンの投資信託保有ポイントは証券会社によって異なります。
SBI証券、マネックス証券、松井証券が0.0175%
auカブコム証券が0.0050%
となっています。
私が利用している楽天証券は対象外です。
楽天証券の場合は
楽天オールカントリー株式 インデックスファンドが投資信託保有ポイント対象です。
投資信託保有ポイントは0.0170%
となっています。
投資信託保有ポイントの年間の獲得ポイント
上記の投資信託保有ポイントを年間換算すると
100万円分投資忖度を保有して
168ポイント得られます。
新NISAの年間上限額の360万円を全てオルカンで
埋めると年間605ポイントになります。
更に新NISAの全額である1800万円を全てオルカンで
埋めると年間3025ポイントとなります。
投資信託の保有額が増えれば増えるほど
ポイント還元が多く得られ、有利になります。
しかし、証券会社を変更するほどのメリットでは
ないと考えます。
また、他の証券会社に変更する場合に
手数料が1投資信託に約2000-3000円かかります。
2023年は新NISAに向けて各証券会社が
証券会社変更に伴う手数料のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
証券会社を変更する場合は
キャンペーンを行なっている期間中に変更手続きを
行うことをおすすめします。
ポイント還元サービスは終了する可能性が高い
近年、ポイント還元サービスは改悪傾向が
続いています。
ポイント還元サービスは
利用者視点では得
証券会社視点では損
となります。
つまり、ポイント還元サービスは
利用者を引き込むための一時的なサービスとなる
可能性があります。
2024年から新NISA が始まるため
一時的にキャンペーン活動が促進されていますが、
ある程度落ち着いてきたらポイント還元が減っていくと考えられます。
よって、ポイントはオマケであり
ポイント目的に証券会社を変更する必要性は少ないと考えます。
まとめ
証券会社によってオルカンの保有ポイントが得られます。
保有ポイントはオマケであり、証券会社を変更するほどのメリットではないと考えます。
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