FP×PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた

FPとPT視点でお金と人生設計に必要なシンプルかつ大切な考え方を紹介します

FIREに伴う年金減額と対策


 

 

FIREには貯蓄率が重要なことを前回紹介しました。

 

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FIREの利点は好きなことを、好きな時に、好きな人と行える自由度や選択肢の大きさにあると思います。

 

一方、FIREには欠点もあります。

 

欠点の1つとして年金の減額が挙げられます。

 

会社員が早期退職すると、厚生年金の加入期間が減るためです。

 

今回はFIREに伴う年金の減額と対策について検討していきます。

 

結論として

早期退職するほど年金は減額するため、年金以外の収入源の確保や年金の繰り下げなどが重要になります。

 

 

 

FIREに伴う年金の減額

以下は65歳での退職と65歳より前の退職での年金額の比較になります。

 

出所

https://gentosha-go.com/articles/-/41976

 

日本の平均年収である400-500万円、40-50歳で早期退職した場合、

年金は年間33.5-67.4万円少なくなります。

 

老後生活にかかる費用

数年前に年金だけでは老後資金は2000万円不足すると話題になりました。

 

2023年の家計調査では65歳以上の無職、夫婦世帯では1ヶ月の収支が37916円不足するという結果になっています。

出所

https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1130.html

 

 

早期退職すると更に資金が不足する可能性が考えられます。

 

年金を増やす方法

年金を増やすには年金の受け取り時期を遅らせることが一案になります。

 

年金は受け取り時期を早めると減額、

受け取り時期を遅らせると増額します。

 

出所

https://media.moneyforward.com/articles/8989?page=2

 

年金受け取り時期を67-69歳に遅らせることで、受取額を年間30-60万円程度増やすことができます。

 

ただし、早期退職すると収入源がなくなるため、

年金を受け取るまでの期間を株式の配当や不動産の賃料など年金以外の収入源の確保が必須になります。

 

 

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私の考えと実践方法

FIREには利点と欠点があります。

 

欠点を補うためには、自助努力が必要になります。

 

もし、私がFIREをするならば

子供の教育費がかからないという条件に加え、

4%ルール以上の金融資産の確保と年金の受け取り時期を遅らせることを必須事項とします。

 

 

FIREに一定の憧れはありますが、FIREで生活が苦しくなるようであればそれはFIREとは言えないと考えています。

 

まとめ

FIREの欠点として年金の減額があります。

 

年金の減額対策として、年金の受け取り時期を遅らせることが一案となります。

 

 

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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。

※投資判断はご自身で行ってください。