新NISA制度開始に合わせて各証券会社のキャンペーンや
新規投資信託などの動きが活発になっています。
今回は楽天証券で新規の投資信託である楽天プラスシリーズを紹介します。
今回は新NISAで楽天プラスシリーズを検討する際に知っておくべきことを検討します。
結論として
楽天プラスシリーズは新NISAの主軸候補となり得る優秀な投資信託ですが、
ポイント還元サービスはおまけということは留意しておくべきです。
楽天プラスシリーズとは
楽天プラスシリーズは
全世界株、S&P500、先進国株式、日経225
上記インデックスの業界最低水準のコストで運用を行う投資信託です。
純資産額は短期間で順調に増加しており
楽天オルカンは約70億円
楽天S&P500は約105億円
となっています。
eMAXIS Slim シリーズに対抗できる優秀な投資信託となる可能性が高いと考えます。
低コストと残高保有ポイント
楽天プラスシリーズは4つのインデックスの業界最低水準の低コストを実現しています。
出所
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20231027-06.html?l-id=pc_top_visitor_take_info20231027-06
コストは低いほど投資する側が有利になります。
業界最低水準を実現している点は投資する側には大きなメリットです。
加えて、残高保有ポイントがあります。
残高保有ポイントは楽天プラスシリーズを保有しているだけでポイントがもらえるサービスです。
しかし、残高保有ポイントは短期ではそこまで多くもらえません。
楽天オルカンの場合、
100万円分保有して月に約13円、年間156円です。
保有残高が増えれば増えるほどポイントは多く獲得できます。
新NISAの上限である1800万円を保有して年間2808円となります。
ポイントを多く獲得したい場合には
楽天プラスシリーズを新NISAの主軸にすることが
必要になります。
楽天プラスシリーズの注意点
楽天プラスシリーズの注意点は2つあります。
①隠れコストが不明
②残高保有ポイントが終了する可能性
①し。楽天プラスシリーズは発売から時間が立っておらず隠れコストが不明という点には要注意です。
隠れコストは実際に運用した後に事後報告される実質のコストです。
つまり、信託報酬などは低コストでも隠れコストにより実質のコストが高くなる可能性があります。
特に新しい投資信託の初回の隠れコストは高くなる傾向があると言われています。
よって、楽天プラスシリーズの運用結果を確認した後に投資対象にするかどうかを決めても良いかもしれません。
新NISAで楽天プラスシリーズを主軸にすることを
検討している方は確認することをおすすめします。
②各証券会社において共通して言えることですがポイント還元サービスは急に終わる可能性が有ります。
楽天が提供するサービスは楽天モバイル事業の不振から近年ポイント還元サービスの改悪が目立っています。
投資家側が有利ということは
企業側は不利ということになります。
ポイント還元サービスはあくまでおまけであることは留意しておくべきと考えます。
まとめ
楽天プラスシリーズは新NISAの有力な投資対象であると考えます。
低コストと残高保有ポイントは投資する側には大きなメリットです。
ポイントはおまけとして考える必要があります。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
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