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株高局面でのリスク許容度を考える: リバランスの重要性

株式投資による成果の大半はアセットアロケーションで決まると言われています。

 

アセットアロケーションは資産配分のことであり、

株式や債券、預金や金、不動産などの資産クラスの配分を決めることです。

 

近年の株高、円安により、資産配分の内

株式の割合が増えている方が多いと思います。

  

アセットアロケーションを当初の割合に戻すことをリバランスと言います。

 

リバランスをすることで、あなたのリスク許容度に適した資産配分になり、長期投資しやすくなります。

 

今回はリバランスのタイミングと実践的な方法を検討します。

 

結論として

資産形成期のリバランスは好景気の際に売らずに調整することが一案です。

 

 

リバランスを行う理由

2024年は株高、円安により外貨建資産への投資を

している方の大半に利益が出ていると思います。

 

株式の比率が高まり、現金の比率が下がっている方が少なくないと思います。

 

好景気の際にはリスク資産の割合を増やし、機会損失を減らしたくなりますね。

 

しかし、当初の資産配分よりもリスク資産である

株式の比率が高まることで暴落時のリスク耐性に悪影響が出る可能性があります。

 

過去の暴落をみると

広範囲に分散されたインデックスであっても30-50%程度資産価値が下がっています。

 

 

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株高、円安で外貨建て資産の割合を増やしたくなる気持ちを少し抑えて、当初の資産配分を思い出し、リバランスすることが長期投資には重要です。

 

資産形成期はノーセルリバランスが有効

売却には約20%の税金がかかるため、

リバランスは売却せずにしたいところです。

 

売却せずにリバランスすることをノーセルリバランスと言います。

 

例えば当初の資産配分よりも

株式の比率が上がり、現金の比率が下がった場合

一時的に株式の購入を控えることで多少のリバランスは可能です。

 

また、6-7月であればボーナスが支給される企業が多いため、ボーナスで現金を補充してリバランスする方法を有効です。

 

リバランスは好景気に行う

リバランスを行うには不景気ではなく、好景気に行うことが重要と考えます。

 

好景気にリバランスを行うことで

比率の上がった株式を減らし、比率の下がった現金を増やすことになります。

 

これは高く売って、安く買うという行動に近くなります。

 

ノーセルリバランスにしても、

好景気に行うことで、暴落などの不景気に備えることができます。

 

心理的にも好景気には

リターンはプラスになっていることが多いため、

リバランスしやすいと考えます。

 

私の考えと実践方法

私の資産配分は株式70-80%、現金20-30%としています。

 

外貨建て投資を5-6年前から行っているため

株高、円安の恩恵を受けており、

株式の比率が当初の資産配分よりも高くなっています。

 

資産形成期のため、株式の売却はせずに

株式の買う頻度を調整してリバランスをしています。

 

当初の資産配分を維持することで、

過去と同程度の暴落がきても投資を続けられる自信を持っています。

 

好景気の今だからこそ

あなたのリスク許容度に応じた資産配分の調整が重要と考えます。

 

 

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まとめ

リバランスは好景気に売却せずに行うことが有効です。

 

資産配分はリスク許容度に応じて調整することが重要です。

 

 

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