投資信託の純資産ランキングを見たことはありますか?
上位はインデックス型投資信託ですが、
それ以外はアクティブ型投資信託が多いです。
インデックス型投資信託とアクティブ型投資信託では維持コストが全然違います。
アクティブ方投資信託の方が圧倒的に維持コストがかかります。
では運用成績の差はどうでしょうか?
今回は日本で売れている投資信託の維持コストと運用成績について検討していきます。
結論として
インデックス方投資信託が維持コストが安く、運用成績も良いことが多いです。
投資信託の純資産ランキング
2024年1月22日時点での投資信託の純資産ランキングです。
出所
1-5位の内4つの投資信託がインデックス型投資信託です。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2023に輝いたオルカンも入っています。
1-5位までではオルカン以外は米国株が対象の投資信託となっており、米国株人気が伺えます。
加えて、1-5位は純資産額が1兆円を超えています。
インデックス型とアクティブ型の成績比較
純資産ランキングの1位は
eMAXIS Slim S&P500、インデックス型投資信託です。
純資産ランキングの2位は
A・バーンスタイン・米国成長株投信D、アクティブ型投資信託です。
この投資信託は対象が米国株ということでこの2つを比較してみます。
直近3年間の運用成績は以下の通りになります。
出所 マネックス証券 投資信託ファンド比較
直近3年ではeMAXIS Slim S&P500の運用成績の方が良いです。
また維持コストである信託報酬は
eMAXIS Slim S&P500は0.093%
A・バーンスタイン・米国成長株投信Dは1.72%
です。
購入時手数料は
eMAXIS Slim S&P500は0
A・バーンスタイン・米国成長株投信Dは3.3%
です。
インデックス型投資信託の手数料の安さが際立ちます。
コストと運用成績は関係ない
高いものは良いものが多いと考える方もいるかと思いますが、株式投資においては当てはまらないことは明らかです。
インデックス型投資信託の方が維持コストが低く、運用成績が良いからです。
この結果は日本だけではなく、世界各国でも同様の結果が出ています。
アクティブ型投資信託の8割はインデックス型投資信託よりも運用成績が低くなっています。
出所
これらのことから
一般的な兼業投資家はインデックス型投資信託を選ぶことが最適であると言えます。
新NISAにおいても
大半の方は低コストで分散されたインデックス型投資信託が適していると考えます。
私の場合
所有している投資信託は全てインデックス型投資信託です。
インデックス型投資信託のみの資産形成で少しづつではありますが
資産形成も進んでおり、資産は増えています。
まとめ
日本で売れている投資信託のインデックス型とアクティブ型の比較をした結果、維持コスト、運用成績ともにインデックス型が優れていました。
大半の方にとってはインデックス型投資信託を選ぶのが適していると考えます。
※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。
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