ここ数年で物価の上昇が続いており、日本でもインフレを実感している方も多いと思います。
日本ではデフレが続いていたため、インフレに慣れていない方が多い反面、世界に視野を広げてみるとデフレよりもインフレの方が一般的です。
私は30代であり、インフレよりもデフレの時代の方が長いですが、インフレへの耐性がついてきていると実感しています。
今回はインフレへの耐性の高め方とインフレの影響を減らす方法について検討します。
結論として
インフレが通常と考え、インフレ負けしない資産を保有することが重要です。
日本と欧米の消費者物価指数推移
以下は日本と欧米の消費者物価指数の推移です。
出所
https://www.dlri.co.jp/report/macro/193944.html
日本よりも欧米の方がインフレが起きていることがわかります。
日本はエネルギーや食料などを輸入する側の国であるため、世界的にインフレが続くことで、日本でのインフレも続く可能性が考えられます。
インフレが続くことで支出が増えます。
支出の増加に伴って収入が増加すれば良いですが、日本では実質賃金が横ばいです。
加えて、日本人の平均的なポートフォリオはインフレ率以下の利回りとなっています。
よって、日本人の平均的なポートフォリオよりもリスク資産である株式の保有割合を増やし、利回りを高める必要性があります。
王道のインデックス投資の成績
インデックス投資家に支持されている
全世界株式とS&P500の投資信託の直近3年の利回りは約18-22%となっています。
出所 マネックス証券
全世界株式や米国株式の平均利回りは約3-7%程度と言われることが多いため、近年の成績は良すぎることもわかります。
この成績の良さは円安による影響が大きいことは明らかです。
私の考えと実践方法
日本では実質賃金が停滞し収入が増えない状況で
インフレによる支出増加が起こっているのが現実です。
お金を貯めづらい状況ですが、インフレが続くと考えるとなるべく早く、株式などのインフレより利回りの高い資産クラスを所有する必要性が高まっています。
私の場合
インデックス投資での運用利益がインフレ以上になっているためインフレを気にせずに生活ができています。
世界的なインフレを見ると、今後もインフレが続く可能性が高く、ある程度の物価上昇もしょうがないと割り切れてもいます。
インフレは自分のコントロール外のことですが
インフレ負けしない資産クラスを所有する資産形成は自分のコントロール内のことです。
自分がコントロールできることに注力することが重要です。
今は100円から紹介した全世界株式やS&P500の投資信託を購入することができます。
今後、お金が貯めづらくなっている環境が劇的に改善する可能性は低いため、少額から少しづつ資産形成に取り組むことが重要と考えます。
まとめ
世界的にみるとデフレよりもインフレの方が一般的です。
インフレ耐性をつけるにはインフレ負けしない資産クラスを所有することが重要です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。