ここ数年で様々な物の値段が上がっており、
いわゆるインフレを実感しています。
日本はバブル崩壊からデフレが約30年以上続いていたと言われています。
最近はインフレが起こっていますが
日本のインフレは世界的に見るとそこまで異常ではない印象があります。
今回はビッグマック指数から日本のインフレについて検討していきます。
結論として
日本は賃金が上がっていないため、インフレの影響が強まり
資産形成の難易度が上がっています。
ビッグマック指数とは
ビッグマック指数はイギリスのエコノミストが発表する経済指標です。
ビックマックは世界各国で原材料や調理法が同一の商品であり、ビッグマックの販売価格を基準にして、各国の購買力を比べる指標として使用されています。
出所
2023年のビックマック指数で日本は54ヵ国中44位です。
世界的な視点では日本のインフレはそこまで強いものではない可能性が考えられます。
日本と外国の賃金
日本の場合はインフレよりも賃金停滞が問題と言われています。
ここ数十年の日本の実質賃金は横ばいです。
出所
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html
一方、日本よりもビッグマック指数が上位である
欧米ではここ数十年で賃金と物価は明確に増加しています。
出所
https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2021/12/irepo211215/
私の考えと実践方法
賃金が上がらずに物価が上がっていることから
生活への負の影響が強くなっている可能性が考えられます。
日本政府の政策としてインフレ率2%を目標にしているため、今後も物価は上がる可能性があります。
一方、過去のデータを見ると賃金は上がらない可能性の方が高いと考えます。
よって、資産運用などの自助努力が今まで以上に必要になってきます。
新NISAやiDeCoが拡充されている最大の理由はここにあります。
日本では資産運用をしている方が少数派ですが
資産運用は必須な時代が近づいてきています。
銀行預金だけでなんとかなる時代は終わったと考えます。
新NISAなどの資産運用の制度が整備されても
投資元本が作れなければ、制度は利用できません。
賃金が上がらずに物価が上がり続けると
より投資元本を作るのが難しくなります。
少しでも早くから新NISAをはじめとした資産運用を始めることが重要と考えます。
まとめ
日本でもインフレが起きていますが、世界的にみるとそこまで強いインフレではないです。
賃金は停滞し、物価が上がる状況が続く可能性があり、
早くから新NISAなど資産運用を開始する重要性が増していると考えます。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。