健康づくりのための身体活動•運動ガイドをご存知ですか?
このガイドは厚生労働省が2023年に発表したものです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001171393.pdf
日本人の3人に1人は運動不足と言われているため、
読む価値が高いガイドと言えます。
今回はこのガイドについて知っておくべきことを紹介します。
結論として
運動不足は病気のリスクを高めるため、改善するには1日約8000歩程度歩くことが必要です。
運動不足と病気の関連性
運動不足により様々な病気の確率や死亡リスクが上がると言われています。
身体活動量が増えるほど病気の発生確率、死亡リスクが下がります。
一方、身体活動量が低く、座っている時間が増えるほど
病気の発生確率や死亡リスクが上がっていることがわかります。
出所
上記表にあるメッツとは身体を動かした時に感じる
きつさを表す指数です。
1つの基準として、歩行が3メッツであり、
上記表から病気や死亡リスクを減らすには週に23メッツ程度が必要です。
週23メッツを歩行で得る場合
3メッツ×1時間×7日で21メッツとなります。
世界保健機関(WHO)の運動基準と同程度の運動量が必要であることがわかります。
1日に必要な歩数
1日の運動時間というと計測しづらいと感じる方も少なくないと思います。
そこで1日の運動時間を歩数で換算する方法も推奨されています。
出所
成人の場合1週間に必要な23メッツを得るには
1日約8000歩歩くことが必要になります。
iPhoneやApple Watchを使っている方は
1日の歩数を簡単に計測ができます。
無料で歩数を計測できるアプリも多々あるため、
利用してみて下さい。
私の考えと実践方法
私は理学療法士として病院で働いており、
様々な病気の方と接する機会があります。
運動不足による生活習慣病をきっかけとして病気になる方を多く見てきました。
若い方でも運動不足は身体に大きな悪影響を及ぼす可能性が高いと考えます。
その経験からも運動不足の深刻さを痛感しています。
まずは1日8000歩の運動機会を得ることが重要です。
健康が保たなければ、資産形成でお金が増えても
お金から価値を引き出しづらくなります。
1億円持っていても病気で寝たきりになれば
お金を上手く使えません。
資産形成に取り組む方は運動不足の解消にも取り組む必要性が高いと考えます。
まずは1日8000歩の達成を目指して見てください。
まとめ
運動不足は死亡リスクや病気の発生確率を上げることが科学的に明らかになっています。
運動不足解消には週23メッツ、1日8000歩程度歩く必要があります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。