インデックス投資では全世界株と米国株に対する人気が高いです。
全世界株と米国株共に長期投資に適しています。
米国株投資家で有名なたぱぞうさんの書籍を読み、
米国株投資の利点を再確認したため紹介します。
結論として
米国株は長期投資の対象として有効性が高いですが
過去ほどの高水準のリターンは得られない可能性があります。
米国株が良い理由
米国株が長期投資として有効な理由は2点あります。
①米国は人口増加
②経済成長と株価の関連性が高い
米国の人口は2030年に3.5億人
2050年に3.8億人を超えると予測されています。
人口が増えることで消費が盛んになることに加え
労働生産力が維持、向上する効果があると言われています。
米国株価はGDPとともに上昇しており、
経済成長と株価が伴いやすいという傾向があります。
出所
一方、以下の中国の株価とGDPをみると
米国株ほどの関連性がないことがわかります。
出所 たぱぞう お金が増える米国株超らくちん投資術
ただし、GDPと株価の関連性については諸説あり、関連しているとも、していないとも言われているためあくまで参考程度です。
今後は経済成長が鈍る!?
米国株の指数として有名なのがS&P500です。
S&P500は米国のトップ500企業で構成される大企業中心の指数です。
S&P500が導入された年が1957年で、年平均で約10-11%のリターンとなっています。
出所 Googleファイナンス
直近10年間のリターンは11-12%となっています。
しかし、将来的なリターンの予測としては年4-5%と言われています。
米国が有力な投資先であることは間違いないですが
過去と同程度のリターンは得られない可能性があることは留意しておくべきです。
米国株投資の実践方法
米国株投資を簡単に実践する方法としては
投資信託とETFがあります。
投資信託であれば
eMAXIS Slim S&P500
楽天•S&P500インデックス•ファンド
楽天•全米株式インデックス•ファンド
ETFであれば
VOO(Vanguard S&P 500 ETF)
VTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)
VOOはS&P500に連動しています。
VTIは米国株式市場に上場する投資可能銘柄のほぼ100%をカバーするCRSP US トータル・マーケット指数に連動しています。
大型株だけで良いならS&P500
小型株も含めたい場合はVTIや楽天•全米株式インデックス•ファンドが対象となります。
VOOとVTIの運用成績はほとんど同じであり、
好みで決めてもらって良いと考えます。
たぱぞうさんや厚切りジェイソンさんはVTIを推奨しています。
世界最高の投資家と言われるウォーレンバフェットさんはS&P500を推奨しています。
私の考えと実践方法
米国株は長期投資として有力な候補です。
世界株式の約6割が米国であることからみても
米国の企業価値の高さは明らかです。
人口増加やGAFAMをはじめとした世界規模の大企業が次々に誕生する点も魅力的と考えます。
私はS&P500を主力投資先な1つとしています。
日本は人口減であり、
GDPや株価は上がってはいるものの米国と比べると低値です。
日本よりも米国の方が経済成長が期待できると考えます。
よって、米国株投資を実践するのは理にかなっていると考えます。
まとめ
米国株は今後も経済成長に伴い上昇する可能性が高いです。
しかし、過去ほどの上昇は見込めない可能性もあります。
米国株投資を簡単に実践するなは投資信託やETFが一案となります。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。