株式による資産形成では利回りに注目が集まります。
利回りは高いほど、資産が増える速度が早くなるためです。
しかし、株式投資を始めてすぐは利回りよりも投資元本の多さがより重要になります。
今回は投資元本が少ない場合、利回りよりも投資元本を増やすことが効果的であることについて検討します。
結論として
投資元本が1000万円以下の場合は利回りよりも元本を増やすことが重要です。
投資元本>運用利回り
株式投資と聞くと、運用利回りの高さが注目されやすいです。
近年では、全世界株式やS&P500よりもNASDAQ100やFANG+、SOX、NVIDIAなどの個別株です。
運用利回りが高いほどリスクも高くなります。
投資元本が少なければ、運用利回りが高くなっても効果は少なくなります。
例えば
投資元本が100万円で期待利回りが1%上がると1万円の運用利益となります。
株式投資では期待利回りを1%上げる難易度はとても高いです。
一方、年間1万円の支出を減らすには月830円の節約で達成できます。
月830円であれば、カフェの利用を一回減らすだけで達成可能ですね。
投資元本が少ない場合は運用利回りよりも投資元本を増やすことに注力した方が効果的です。
投資元本を増やす方法
投資元本を増やすには収入を増やすか、支出を減らすことが必要になります。
2人以上の世帯であれば、共働きや時短勤務から通常勤務に変更するなどが効果的です。
私の考えと実践方法
投資元本が1000万円以下の場合は運用利回りよりも投資元本を増やすことが重要と考えます。
投資元本が1000万円の場合、運用利回りが1%上がれば年間10万円の差が生じます。
年間10万円の支出を減らす難易度は誰にとっても高いと思います。
そのため、投資元本が1000万円になるまでは、投資元本を増やすことに注力することが重要と考えます。
私の場合、投資元本が1000万円を超えた位から
運用利回りを気にしなくて済むようになりました。
運用利回りが少なくても、運用益が増えたからです。
今後もインデックス投資の4-5%の運用利回りで、投資元本を増やし続けるだけで十分とも思っています。
まとめ
投資元本が少ない場合は運用利回りよりも投資元本を増やすことに注力することが効果的です。
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※個人的な投資についての記事で推奨ではありません。
※投資判断はご自身で行ってください。